情報の基準日:2026年8月31日時点の制度内容をもとに解説しています。
臨床工学技士を目指したいけれど、3年制の専門学校に教育訓練給付金は使えるのか。大学や医療系学校で指定科目を履修していれば、1年・2年課程へ進めるのか。学歴によって課程が変わるため、学校選びの前に自分の入口を確かめる必要があります。
結論からいうと、専門実践教育訓練給付金の指定講座なら、12か月課程は最大64万円、24か月課程は最大128万円、36か月課程は最大192万円です。2026年4月1日時点で、臨床工学技士を目標とする専門実践教育訓練は21講座あります。
ただし、1年・2年課程は誰でも選べる短縮コースではありません。大学、高等専門学校、医療関係職種の養成校などで必要な年数を修業し、厚生労働大臣が指定する科目を履修した人向けです。また、最大額は入学時に一括でもらう金額ではなく、50%の基本給付、資格取得・就職等による70%、賃金上昇による80%をすべて満たした場合の合計上限です。
| 主な課程 | 期間 | 基本給付50% | 資格取得・就職等70% | 賃金上昇80% |
|---|---|---|---|---|
| 既修者向け1年課程 | 12か月 | 最大40万円 | 最大56万円 | 最大64万円 |
| 既修者向け2年課程 | 24か月 | 最大80万円 | 最大112万円 | 最大128万円 |
| 高校卒業者向け3年課程 | 36か月 | 最大120万円 | 最大168万円 | 最大192万円 |
| 4年制養成課程 | 48か月等 | 原則最大120万円 | 原則最大168万円 | 原則最大192万円 |
まず本人の雇用保険条件から確認したい人は、制度全体の記事で自分がどの区分に当てはまるか整理してください。

臨床工学技士の教育訓練給付金はいくら?
1年課程は最大64万円
12か月の専門実践指定講座では、対象経費が十分ある場合、基本給付は最大40万円、臨床工学技士免許の取得・就職等まで満たすと最大56万円、賃金上昇まで満たすと最大64万円です。入学資格を満たす既修者向けの課程であり、高校卒業後すぐに1年で受験資格を得られるという意味ではありません。
2年課程は最大128万円
24か月課程の上限は、基本給付80万円、資格取得・就職等112万円、賃金上昇128万円です。大学等で1年以上修業し、指定科目を履修した人などが対象になるため、出願前に成績証明書やシラバスによる確認が必要です。
3年課程は最大192万円
高校卒業者等が進む36か月課程では、基本給付120万円、資格取得・就職等168万円、賃金上昇192万円が上限です。学費の80%が必ず192万円になるのではなく、割合で計算した額と期間上限の小さい方が支給額になります。
4年制でも原則最大192万円
臨床工学技士は資格取得に必要な最短期間が3年の資格です。4年制大学等の養成課程が専門実践に指定されていても、同じ資格を目指す3年課程との公平性から、給付上限は原則として3年課程と同じ120万円+追加給付72万円、合計最大192万円です。
臨床工学技士の専門実践は21講座
厚生労働省の目標資格等別内訳では、2026年4月1日時点で臨床工学技士を目標とする専門実践教育訓練は21講座です。これは全国の臨床工学技士養成校の数ではなく、教育訓練給付の指定単位で数えた講座数です。
21講座は21校という意味ではない
同じ学校でも、課程、教室、開講月、指定番号が違えば別講座になることがあります。反対に、臨床工学技士の養成校でも教育訓練給付の指定を受けていない課程は21講座に含まれません。
養成校なら全部給付対象ではない
国家試験の受験資格を得られる養成課程であることと、専門実践教育訓練の指定講座であることは別です。学校案内に「臨床工学技士国家試験受験資格」と書かれていても、給付指定がなければ教育訓練給付金は使えません。
自分の入学日に指定が有効か確認する
講座指定には有効期間があります。過去のパンフレットに給付対象と書かれていても、自分の受講開始日が指定期間外なら対象になりません。入学年度と開講月を伝え、公式検索の情報と学校の明示書を照合してください。
公式検索で見る7項目
給付区分、講座名、訓練期間、実施方法、教育訓練経費、指定番号、指定期間を確認します。目標資格コードは臨床工学技士「56160」です。学校名だけで検索結果を判断せず、自分が入る学科と課程まで一致させます。

臨床工学技士になる主な4つの養成課程
高校卒業者等は3年以上の課程
大学入学資格を満たす人が、指定された学校または養成所で3年以上、臨床工学技士に必要な知識と技能を修得するルートです。3年制専門学校や養成所が代表例で、専門実践の資格コードでは通学36か月として整理されています。
大学等で1年以上+指定科目なら2年課程
大学、高等専門学校、法令で定める学校・養成所などで所定期間を修業し、厚生労働大臣の指定科目を履修した人は、2年以上の臨床工学技士養成課程へ進める場合があります。前の学校で何を学んだかが入学資格を左右します。
大学等で2年以上+指定科目なら1年課程
大学等で2年以上修業し、指定科目を履修した人は、1年以上の養成課程へ進める場合があります。単に大学へ2年在籍しただけでは足りず、必要な科目を履修していることが条件です。
4年制大学の一貫した養成課程
4年制大学で臨床工学技士の養成に必要な科目を履修し、卒業して国家試験受験資格を得る課程もあります。教育訓練給付の対象になるのは、その大学・学科・入学回が専門実践に指定されている場合だけです。
外国の学校卒業者は大臣認定が必要
外国で臨床工学技士に相当する教育を受けた人は、日本の国家試験を受ける前に厚生労働大臣の受験資格認定が必要です。国内養成課程の1年・2年短縮ルートへ自動的に置き換わるわけではありません。
1年・2年課程は指定科目の確認が入口
学歴だけで短縮課程へ進めるとは限らない
「大学卒だから1年課程」「医療系の専門学校卒だから2年課程」と一律には決まりません。修業年数に加え、自然科学、医用工学、臨床系科目など、法令に基づく指定科目の履修が必要です。
成績証明書だけで判断できないことがある
同じ科目名でも授業内容や単位数が異なる場合があります。養成校からシラバス、講義概要、単位取得証明を求められることがあるため、出身校が発行できる書類を早めに確認します。
出願資格審査の締切は入試より早いことがある
既修者向け課程では、出願前に個別の入学資格審査を行う学校があります。入試の出願締切だけを見ていると、科目照合の期限に間に合わないことがあります。
給付指定と入学資格は別々に確認する
短縮課程へ入学できても、該当する指定番号がなければ給付対象外です。反対に、講座が専門実践に指定されていても、自分がその課程の入学資格を満たさなければ受講できません。
4年制課程は256万円と決めつけない
臨床工学技士の最短養成期間は3年
専門実践の4年目上乗せは、法令上最短4年の訓練を対象とする仕組みです。臨床工学技士は高校卒業者向けの最短養成期間が3年なので、4年制課程でも自動的に4年上限の256万円にはなりません。
4年制養成課程は原則3年分と同額
厚生労働省の講座指定Q&Aでは、最短3年の資格に関する4年制養成課程は、3年の場合と同じ基本給付120万円+追加給付72万円を上限としています。学費を4年間払うことと、給付上限を4倍することは別です。
48か月・36か月・24か月の指定を確認する
分野・資格コードには、4年制養成課程について48か月・36か月・24か月が示されています。編入学を含むため、入学年次と支給対象期間を個別の講座情報で確認してください。
4年制課程の判断は専用記事でも確認する
4年制大学と3年制専門学校の給付上限、編入、対象経費の考え方は、4年制課程の記事で詳しく整理しています。

専門実践は50%・70%・80%の3段階
受講中と修了時は50%
専門実践では、本人が支払った教育訓練経費の50%が、受講開始から6か月ごとの支給単位期間に応じて支給されます。年間上限は40万円です。入学前に学校へ支払う学費を、給付金が先に立て替える制度ではありません。
免許取得・就職等で合計70%
講座を修了し、臨床工学技士免許を取得し、修了後1年以内に雇用保険の被保険者として就職した場合などは合計70%へ再計算されます。国家試験合格だけでなく、免許登録と雇用状況まで確認します。
賃金が5%以上上がると合計80%
70%の条件を満たし、所定の比較方法で受講前より賃金が5%以上上昇した場合は合計80%へ増えます。80%は入学時点で確定する金額ではないため、当初の資金計画は50%を基準にする方が安全です。
過去10年の合計上限もある
過去10年以内に別の専門実践教育訓練を利用している人は、今回だけの期間上限とは別に通算上限を確認します。再受給歴がある人は、受講申込み前にハローワークで給付履歴を照会してください。

1年課程の給付額を計算
対象経費140万円の場合
| 段階 | 割合計算 | 1年上限適用後 | 自己負担 |
|---|---|---|---|
| 基本給付・50% | 70万円 | 40万円 | 100万円 |
| 資格取得・就職等・70% | 98万円 | 56万円 | 84万円 |
| 賃金上昇・80% | 112万円 | 64万円 | 76万円 |
対象経費が低ければ割合計算が先に効く
対象経費60万円なら、80%は48万円で、64万円の上限には届きません。「1年課程は64万円」と一律に考えず、学校が示す教育訓練経費へ割合を掛けてください。
1年で終わっても入学資格確認に時間がかかる
受講期間は短くても、指定科目の照合、入試、訓練前キャリアコンサルティング、受給資格確認が必要です。受講開始直前に1年課程を見つけても、手続きが間に合わないことがあります。
2年課程の給付額を計算
対象経費220万円の場合
| 段階 | 割合計算 | 2年上限適用後 | 自己負担 |
|---|---|---|---|
| 基本給付・50% | 110万円 | 80万円 | 140万円 |
| 資格取得・就職等・70% | 154万円 | 112万円 | 108万円 |
| 賃金上昇・80% | 176万円 | 128万円 | 92万円 |
2年課程でも必ず128万円ではない
対象経費150万円なら80%は120万円なので、支給見込みは128万円ではなく120万円です。学費、給付対象外費用、給付段階を分けて計算します。
前の学校の費用は今回の対象経費にならない
短縮課程へ入る前に通った大学や養成校の学費は、今回の指定講座へ支払う費用ではありません。今回の教育訓練給付では、指定された2年課程について本人が支払った対象経費を計算します。
3年課程の給付額を計算
対象経費300万円の場合
| 段階 | 割合計算 | 3年上限適用後 | 自己負担 |
|---|---|---|---|
| 基本給付・50% | 150万円 | 120万円 | 180万円 |
| 資格取得・就職等・70% | 210万円 | 168万円 | 132万円 |
| 賃金上昇・80% | 240万円 | 192万円 | 108万円 |
3年間の学費を先に払える計画が必要
給付は6か月ごとの申請が基本で、学費免除ではありません。前期・後期の納付額、最初の支給までの資金、実習期間にアルバイトを減らす可能性まで入れて資金表を作ります。
最大192万円は最終段階の合計
受講中に受け取る基本給付だけなら最大120万円です。国家試験合格・免許登録・就職等と賃金上昇の条件を満たして初めて、合計最大192万円になります。
教育訓練経費に含まれる費用
中心は本人が払った入学料と受講料
給付対象の中心は、本人が指定教育訓練実施者へ支払った入学料と受講料です。学校が発行する教育訓練給付金の明示書と領収書に記載された対象額を使います。
教科書・教材費は学校の証明で確認する
必須教科書や教材が受講料に含まれる場合でも、学校納付金のすべてが自動的に対象になるわけではありません。対象経費と対象外費用を、見積書だけでなく給付用の明示書で分けます。
白衣・実習交通費・PC・試験料は別予算
白衣、実習着、聴診器などの個人所有物、臨床実習先への交通・宿泊費、パソコン、任意教材、補講費、国家試験受験料は通常の教育訓練経費に含まれません。第39回国家試験の受験手数料は30,800円です。
割引・会社補助・未納額を差し引く
学校の割引、会社からの受講補助、学校からの還付がある場合は所定額を差し引きます。分割払いの未納分を含めて先に給付してもらうことはできません。

本人側の受給条件
初めて専門実践を使う人は原則2年以上
初めて専門実践教育訓練給付金を利用する人は、受講開始日時点で雇用保険の支給要件期間が原則2年以上必要です。2回目以降は原則3年以上など、過去の利用歴も影響します。
在職中でも利用できる
教育訓練給付金は離職者だけの制度ではありません。雇用保険の被保険者として働きながら通学する人も、本人要件と講座要件を満たせば対象になり得ます。
離職者は受講開始日まで原則1年以内
離職者は、原則として被保険者資格を失った日の翌日から受講開始日まで1年以内であることが必要です。妊娠、出産、育児、疾病などで受講できない期間があった場合は延長できる可能性があります。
学校が対象でも本人要件は別判定
学校の説明会で「給付対象」と案内されても、それは講座側の指定を示すものです。雇用保険期間、離職日、過去の受給歴による本人の受給資格はハローワークが確認します。
入学前に行う5つの手続き
1.自分が入れる養成課程を確認する
高校卒業から3年課程へ進むのか、過去の履修を使って1年・2年課程へ進めるのか、養成校へ成績証明書とシラバスを提出して確認します。
2.公式検索で指定講座を確認する
臨床工学技士、コード56160、学校名、課程、開講月、訓練期間、指定番号・期間を照合します。前年の入学者が対象でも、次年度の入学者が同じとは限りません。
3.ハローワークで本人要件を確認する
雇用保険の加入期間、離職日、過去の受給歴を確認します。支給要件照会だけでなく、専門実践の受給資格確認に必要な期限と書類を聞きます。
4.訓練前キャリアコンサルティングを受ける
専門実践では、訓練前キャリアコンサルティングを受けてジョブ・カードを作成します。予約が必要な場合があるため、合格後すぐに日程を確保します。
5.受講開始日の原則2週間前までに申請する
受給資格確認は原則として受講開始日の2週間前までです。学校への入学手続きとは別に、指定番号、受講開始日、本人確認書類などをそろえてハローワークへ提出します。

臨床工学技士の学校を比較する7項目
入学資格と給付指定
自分の学歴・履修科目で入学できるか、その入学回が専門実践に指定されているかを最初に確認します。どちらか一方だけでは進めません。
給付後の総負担
入学料・授業料から50%・70%・80%の給付見込みを引き、白衣、PC、教科書、臨床実習、交通、国家試験、免許申請の費用を足します。
国家試験対策
模擬試験、補講、卒業試験、過去問演習、成績不振者への支援を確認します。学校全体の合格率だけでなく、新卒受験者数と合格者数の母数も見ます。
臨床実習の場所と時期
実習先が遠方なら交通費や宿泊費が増えます。実習中の授業時間、アルバイト制限、補講、欠席時の再実習条件も確認してください。
修了要件と留年時の扱い
出席率、単位、実習評価、進級判定、卒業試験を確認します。留年や修了延期が起きたとき、講座指定期間と教育訓練給付の支給単位期間がどう扱われるか学校とハローワークへ確認します。
就職先と雇用保険
病院、透析クリニック、医療機器関連企業など、就職支援の範囲を確認します。70%・80%の追加給付を見込むなら、卒業後の勤務が雇用保険の被保険者になる働き方かも重要です。
学費の納付時期
一括、前後期、月払いなど学校ごとに異なります。給付が後払いであることを前提に、入学前納付と最初の6か月分を用意できるか比べます。

働きながら通えるかは実習まで確認する
夜間授業でも臨床実習は昼間のことがある
授業が夜間中心でも、病院等で行う臨床実習が平日日中に設定されることがあります。通常勤務を続けられるか、有給休暇や勤務調整が必要かを年間予定で確認します。
週の授業時間だけで決めない
講義、実験、実習、レポート、試験勉強、通学を合わせると、時間割に見える時間より負担は大きくなります。勤務終了から授業開始までの移動時間も含めて1週間を組みます。
欠席を自宅学習だけで補えない科目がある
医療機器の操作や臨床実習は、動画視聴やレポートだけで置き換えられない場合があります。欠席上限、補講、再実習、追加費用を入学前に確認してください。
給付額より修了可能性を優先する
長い課程ほど給付上限は高くなりますが、修了できなければ基本給付や追加給付へ影響します。勤務を続けるか離職するかは、収入だけでなく実習期間と出席要件で判断します。
教育訓練支援給付金も確認する
昼間通学の離職者は対象になり得る
受講開始時に離職していて45歳未満、初めて専門実践を利用するなどの条件を満たす人は、教育訓練支援給付金の対象になり得ます。臨床工学技士講座が専門実践であるだけでは自動支給されません。
夜間・通信課程は対象外
教育訓練支援給付金は、原則として昼間通学の専門実践が対象です。働きながら夜間課程へ通う場合は、専門実践の学費給付と支援給付金を分けて考えます。
基本手当との重複期間は調整される
失業保険の基本手当を受けられる期間は、教育訓練支援給付金と二重に受け取る仕組みではありません。基本手当の終了時期と支援給付金の開始見込みをハローワークで確認します。
出席率と認定を継続して満たす
支援給付金は入学時の確認だけでは終わりません。出席状況や失業認定に関する要件を継続して満たす必要があります。長期の臨床実習期間も学校の出席管理に従います。

国家試験と免許申請の費用
第39回の合格率は65.7%
2026年3月1日に実施された第39回臨床工学技士国家試験は、受験者2,396人、合格者1,573人、合格率65.7%でした。合格基準は180点満点中108点以上です。
受験手数料は30,800円
第39回試験の受験手数料は30,800円でした。受験地までの交通・宿泊、願書の郵送、証明書の取得費用も教育訓練経費とは別に準備します。
合格だけでは免許登録は完了しない
国家試験に合格した後、臨床工学技士名簿への登録を申請して免許を取得します。厚生労働省は、登録前に有資格者として業務へ従事しないよう案内しています。
新規免許の登録免許税は9,000円
新規免許申請の登録免許税は9,000円です。所定の申請書、健康診断書等、免許証送付用封筒と切手など、現行の必要書類を資格申請案内で確認します。
追加給付は免許取得日を確認する
専門実践の資格取得・就職等による追加給付では、講座修了日、国家試験合格、免許登録、就職・雇用保険加入の時系列が重要です。合格発表後に申請期限を確認し、免許手続きを先延ばしにしないでください。
状況別にどの課程を検討する?
高校卒業後に初めて医療分野へ進む
まず3年以上の養成課程を検討します。専門実践指定の36か月課程なら最大192万円ですが、3年間の生活費と臨床実習期間の収入減も含めて判断します。
大学で理工系・医療系科目を履修した
1年・2年課程へ出願できる可能性があります。自分で科目名だけを照合せず、成績証明書とシラバスを養成校へ送り、入学資格審査を受けてください。
別の医療資格養成校で学んだ
看護師、診療放射線技師、臨床検査技師などの養成課程で履修した科目が関係する場合があります。ただし、有資格者であるだけで短縮課程へ入れるとは限りません。
働きながら通いたい
夜間授業の有無だけでなく、平日日中の臨床実習、残業、通学時間、補講を確認します。教育訓練支援給付金は夜間課程が対象外なので、学費給付と生活費を別に組みます。
4年制大学と3年制専門学校で迷う
給付上限は原則同じ最大192万円です。大卒資格、学費総額、通学年数、教育内容、実習、国家試験対策、就職先を比較し、給付額だけで4年制を選ばないようにします。
よくある失敗8つ
失敗1:大学卒なら1年課程へ入れると思う
大学の在籍年数だけでなく指定科目の履修が必要です。出願前の個別審査を受けます。
失敗2:養成校なら給付対象だと思う
国家試験受験資格を得られることと専門実践指定は別です。指定番号と期間を確認します。
失敗3:最大80%が入学時に振り込まれると思う
基本は6か月ごとの50%給付で、70%・80%は修了後の条件を満たした追加分です。
失敗4:4年制なら最大256万円だと思う
臨床工学技士の最短養成期間は3年なので、4年制課程も原則最大192万円です。
失敗5:学校納付金をすべて対象経費にする
PC、実習交通費、試験料などは対象外です。給付用明示書で対象額を確認します。
失敗6:臨床実習も夜間だと思う
授業が夜間でも実習は平日日中のことがあります。年間予定と勤務調整を確認します。
失敗7:学校の入学手続きだけで給付申請も終わると思う
専門実践の受給資格確認はハローワークで別に行います。原則2週間前の期限があります。
失敗8:国家試験合格だけで70%になると思う
免許取得、修了後1年以内の就職等、雇用保険加入などの条件と申請期限を確認します。
よくある質問
臨床工学技士の教育訓練給付金はいくらですか?
専門実践指定講座なら、12か月は最大64万円、24か月は最大128万円、36か月は最大192万円です。実際は対象経費と50%・70%・80%の達成条件で決まります。
対象講座は何件ありますか?
2026年4月1日時点では21講座です。学校数ではなく指定講座数なので、最新の公式検索で自分の入学回を確認してください。
高校卒業後に1年課程へ入れますか?
原則として高校卒業者向けは3年以上の養成課程です。1年課程は、大学等で2年以上修業し指定科目を履修した人などが対象です。
大学卒なら必ず1年課程ですか?
必ずではありません。修業年数に加え、厚生労働大臣が指定する科目の履修が必要です。
2年課程はどんな人向けですか?
大学等で1年以上修業し、指定科目を履修した人などが対象です。具体的な出願資格は養成校の審査を受けます。
4年制大学なら最大256万円ですか?
原則として違います。臨床工学技士は最短3年の資格なので、4年制養成課程も原則最大192万円です。
働きながら通えますか?
夜間課程があっても臨床実習は昼間の場合があります。授業だけでなく実習期間の勤務調整まで確認してください。
教育訓練支援給付金ももらえますか?
昼間通学、受講開始時に離職、45歳未満、初回利用などの条件を満たす人は対象になり得ます。夜間・通信課程は対象外です。
臨床工学技士国家試験に落ちても基本給付はもらえますか?
講座を所定どおり修了していれば基本給付50%の対象になり得ますが、資格取得を条件とする70%・80%の追加分には影響します。
国家試験料は給付対象ですか?
国家試験の受験手数料は教育訓練経費に含まれません。受験料30,800円や交通費を別に準備します。
免許申請にも費用がかかりますか?
新規申請の登録免許税は9,000円です。健康診断書、郵送料なども別途必要です。
おすすめの学校はどこですか?
一律の学校名では決められません。入学資格、指定期間、給付後総額、実習場所、国家試験対策、修了率、働きながら通える日程を比較してください。
まとめ
1年64万円・2年128万円・3年192万円が上限
臨床工学技士の専門実践指定講座では、対象経費が十分あり、資格取得・就職等と賃金上昇まで満たした場合、12か月は最大64万円、24か月は最大128万円、36か月は最大192万円です。
短縮課程は指定科目の履修が前提
1年・2年課程は、大学等での修業年数と指定科目の履修を満たす人向けです。成績証明書とシラバスを用意し、養成校の入学資格審査を受けます。
指定番号と本人要件を入学前に確定する
自分の課程が専門実践に指定されているか、雇用保険の本人条件を満たすか、原則2週間前の受給資格確認に間に合うかを順番に確認してください。
参考にした公式情報
- 厚生労働省「教育訓練給付金」
- ハローワークインターネットサービス「教育訓練給付金」
- job tag「教育訓練給付対象講座の検索」
- 厚生労働省「令和8年4月1日付け専門実践教育訓練指定講座」
- 厚生労働省「目標資格等別・都道府県別 専門実践教育訓練指定状況」
- 厚生労働省「専門実践教育訓練給付指定講座 分野・資格コード表」
- 鹿児島労働局「専門実践教育訓練給付金のご案内」
- 厚生労働省「教育訓練給付金の講座指定等に関するQ&A」
- 厚生労働省「臨床工学技士法」
- 厚生労働省「臨床工学技士教育制度」
- 厚生労働省「臨床工学技士国家試験の施行」
- 厚生労働省「第39回臨床工学技士国家試験の合格発表」
- 厚生労働省「臨床工学技士免許申請の手続概要」

