不妊治療を職場に隠している人が辞めたい時|退職代行で時間を取り戻す

メンタル/体調

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通院日が近づくたびに、また職場になんて言おうかと考えてしまう。

治療は続けたい。
でも、職場には知られたくない。
有給はもう、通院でほとんど残っていない。

仕事と治療、どちらも中途半端になっている気がする。
そんな状態で「辞めたい」と思うのは、特別なことではありません。

厚生労働省「令和5年 雇用動向調査」では、20代前半の離職率は男女とも約25%。
4人に1人が毎年辞めている計算です。
「辞めたい」と感じること自体は、データ上ごく普通の感覚です。

本当に迷っているのは「辞めるか続けるか」ではなく、もう限界の体で「退職をどう切り出すか」かもしれません。
治療のために仕事を離れるのは、甘えでも逃げでもなく、自分の時間と体を取り戻すための選択です。

「もう続けられない」と感じているなら、まずやることは「辞表をどう書くか」ではありません。
「会社への最初の連絡を、自分でする必要があるか」を切り分けることです。
自分で言い出す気力が残っていないなら、退職代行で連絡を外に任せ、明日から治療に時間を回せるケースがあります。

ただし、退職代行はどこも同じではありません。
民間業者・労働組合・弁護士で、対応できる範囲が変わります。

この記事では、不妊治療と仕事の両立に限界を感じている人が、どう動けば最短で治療の時間を取り戻せるかを整理します。
一般論ではなく、退職代行を実際に使った人の声と、退職を経験した筆者自身の実感をもとにしています。

不妊治療を職場に隠したまま、もう続けられないと感じているなら

「自分だけが甘えているのでは」と感じてこの記事にたどり着いた人へ。
まず知ってほしいのは、限界を感じているのはあなただけではない、ということです。

不妊治療と仕事の両立がつらいのは、根性や要領の問題ではありません。
治療そのものに、仕事と相性の悪い特徴があるからです。

  • 急な通院が多く、予定が読めない
  • 体外受精などはタイミングが体次第で、前もって休みを申請しづらい
  • 同僚や上司に治療のことを説明できない(したくない)
  • 通院で有給がすぐ尽きて、欠勤や早退が増える
  • 「また休むの」という空気に、毎回消耗する

このうち2つ以上に当てはまるなら、両立がつらいのは当然の状態です。
通院で有給を使い切ってしまう前にできる対策は、退職前に有給を全部消化する方法でくわしく整理しています。

年代別の離職率(厚労省 令和5年 雇用動向調査)

年齢層 男性 女性
20〜24歳 24.8% 26.5%
25〜29歳 18.4% 18.3%
30〜34歳 11.0% 12.8%

出典:厚生労働省「令和5年 雇用動向調査」

これだけ多くの人が辞めているのに、自分の「辞めたい」だけを甘えと決めつける必要はありません。
当サイトに届いた声でも、女性の事情を職場が理解してくれないつらさを語る人は少なくありませんでした。

30代の看護師の女性からは、こんな声がありました。
時期を決めて円満に辞めるはずだったのに、最後にまとめて有給を取らせてもらえなかった。話し合いをしても、女性が多い職場だからといって配慮があるわけではなかった、と。

治療のための休みを切り出せず、有給だけが減っていく。
その我慢を続けるかどうかは、性格ではなく職場の側の問題でもあります。

ここまでの要点:通院で予定が読めない・有給がすぐ尽きる・職場に説明できない、が重なったら、両立がつらいのは根性の問題ではなく構造の問題です。

不妊治療と仕事、「辞める」をどう判断するか

国としても、不妊治療と仕事の両立支援は進められています。
ただ、実際に休暇制度や柔軟な勤務を整えている会社は、まだ多くありません。
自社に制度があるかどうかは、就業規則か人事の窓口で確認するしかないのが実情です。

制度がない、あっても使いにくい。
そういう職場で無理に続けるべきかは、次の2つで考えると整理しやすくなります。

  • 半年後の自分が、どうなっていたいかを紙に書いてみる。その姿に、今の職場が必要かどうか
  • 体か心に、すでに異変が出ていないか。眠れない・涙が出る・通院前夜に動悸がする、などのサインが出ているか

半年後の姿に今の職場が必要ないなら、あとは手続きの問題だけです。
そして、体か心に異変が出ているなら、それは「残る」が不正解だというサインに近いものです。

私自身も、限界のサインを「気のせい」と片づけて先延ばしにした側です。
動けなくなってから後悔するより、まだ判断できるうちに切り分けたほうがいい、と今は思います。

当サイトに届いた声の中に、子どもの通院のために休暇を取ったのに、上司から在宅勤務をするよう言われた、という30代の女性のものがありました。
具合の悪い家族を抱えながら、結局その日も仕事をした、と。
医療の都合より仕事が優先される職場では、不妊治療の通院を堂々と言える空気は、なかなか生まれません。

「辞める・残る」のどちらが正解かは、状況によります。
ただ、治療を優先したいという気持ちそのものを、後回しにしなくていいというのは確かです。

「自分では言い出せない」なら退職代行という選択肢|民法627条

結論:会社の許可がなくても、無期雇用なら申し入れから2週間で雇用契約は終了します。「辞めさせてもらえない」と思い込んでいる人は多いですが、退職の自由は法律で保障されています。

民法627条1項:いつでも退職の申し入れができる

民法627条1項には、こう書かれています。

当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

民法 第627条1項

つまり、無期雇用なら申し入れから2週間で雇用契約は終了します
会社の承認は、法的には必要ありません。
ただし有期雇用(契約社員・派遣など)はやむを得ない事由が必要になる(民法628条)ため、雇用形態によって扱いが変わる点だけ注意してください。

退職代行が「即日で動ける」とされるのは、この2週間を、有給消化や欠勤、会社との合意で「出社しない期間」に置き換えているからです。
退職日そのものは雇用形態や契約内容で変わるので、最終的な日付は依頼先に確認してから進めるのが安心です。

労働基準法5条:強制労働の禁止

労働基準法5条は、暴行・脅迫・監禁などによる労働の強制を禁じています。
「辞めさせない」「損害賠償を請求する」と脅して引き留める行為は、この条文に抵触する可能性が高いとされています。

私が退職を切り出せなかったのは、こうした条文を知らなかったからでもありました。
「自分には辞める権利がある」と頭で分かっていても、上司に向かって言えるかどうかは別の問題です。

当サイトに届いた声の中にも、辞めると伝えたのに辞めさせてもらえず、相談しても取り合ってもらえないまま体を壊した、という人が複数いました。
話が通じない相手に、自分一人で立ち向かう必要はありません。
退職代行は、その「最初の連絡」を代わりに引き受ける手段です。

退職代行を申し込んでから退職完了までの流れ

結論:本人がやることは最初のヒアリングだけで、会社とのやり取りは業者が引き受けます。「申し込んだあと何が起きるか分からない」のが一番の不安ですが、流れ自体は思っているよりシンプルです。

勢いで申し込む前に、次の情報をスマホのメモにまとめておくと、当日のやり取りがスムーズになります。

  • 会社の正式名称・所在地・代表者名
  • 直属の上司の氏名と部署
  • 雇用形態(正社員・契約・派遣)と入社年月
  • 有給の残日数(給与明細か社内システムで確認)
  • 会社から借りているもの(PC・制服・社員証・健康保険証)
  • 会社に置いてある私物の有無

何も準備せずに申し込んでも、業者がヒアリングしてくれます。
限界の人は、そのまま連絡してしまって構いません。

1日目:LINEで申し込み・ヒアリング

LINEを友だち追加して、会社情報・自分の状況・希望退職日を伝えます。
所要は15〜30分ほど。
料金の支払いは銀行振込かクレジットカードで、深夜でも返信が来ます。

2日目:業者から会社へ連絡

朝のうちに、業者から会社へ連絡が入ります。
本人は一切連絡しなくて構いません。
会社からあなたへの直接連絡は、業者が「以後の連絡は当方経由で」と伝えて止めます。

3〜14日目:退職手続き・有給消化

有給があれば消化し、なければ欠勤や合意で出社しない形に進みます。
離職票・源泉徴収票・年金手帳などは郵送で受け取ります。
会社に出向く必要はありません。
私物が残っている場合は、郵送で返してもらえます。

当サイトに届いた声でも、お金を振り込んだ翌日から出社しなくてよくなった、という人がいました。
そのあとの事務手続きも業者が間に入り、自分はもう職場と連絡せずに済んだ、と。
私の場合も、申し込んだ翌朝には会社からの連絡が止まっていました。

サービス名 料金 運営 向いている人
退職代行ガーディアン 19,800円 労働組合 有給交渉や引き止め対策を会社と交渉してほしい人
弁護士法人ガイア 25,300円〜 弁護士法人 未払い賃金やパワハラなど法的トラブルも合わせて対応したい人
退職代行モームリ 22,000円 民間企業 費用を抑えたい・シンプルに退職だけしたい人

バックレ・自分で言う・退職代行は何が違うのか

退職代行には2万円前後の費用がかかります。
「無料で済む方法があるのに」と一度は考えるはずなので、先に違いを整理しておきます。

方法 その場の楽さ 後からの不安
バックレ(無断欠勤) 高い 会社からの連絡・貸与物・離職票・給与の扱いが宙に浮く
自分で退職を伝える 低い 引き止め・説教・出社要求で消耗する
退職代行 高い 業者選びを誤らなければ、手続きはほぼ残らない

バックレは「会社に行かない」だけで、辞めたことにはなりません。
退職代行は「会社に退職の意思を伝えて、正式に辞めるルートを作る」方法です。
治療に時間を回したいのに、バックレ後の連絡に怯える日々が続いては本末転倒です。

私自身、バックレも一度は頭をよぎりました。
それでも選ばなかったのは、後から会社の連絡に怯えるほうが、よほどしんどいと思ったからです。

ここまでの要点:無料の代替手段は「その場の楽さ」は高くても「後からの不安」が残ります。退職代行の2万円は、その不安を回避するための費用です。

サービス名 料金 運営 向いている人
退職代行ガーディアン 19,800円 労働組合 有給交渉や引き止め対策を会社と交渉してほしい人
弁護士法人ガイア 25,300円〜 弁護士法人 未払い賃金やパワハラなど法的トラブルも合わせて対応したい人
退職代行モームリ 22,000円 民間企業 費用を抑えたい・シンプルに退職だけしたい人

退職代行はどう選ぶ?民間・労働組合・弁護士の違いと注意点

結論:料金だけで選ぶと、有給交渉が必要な場面で動けなくなります。退職代行は運営元のタイプで、できることが変わります。

運営タイプ 向いている人
民間業者 退職の意思を伝えてもらうだけでよく、有給などの交渉が不要な人
労働組合 有給消化や退職日など、会社との調整も任せたい人
弁護士 未払い賃金・損害賠償・ハラスメントなど法的トラブルも一緒に対応したい人

通院で有給がほとんど残っていない、残った分はきちんと消化したい。
そういう人は、交渉ができる労働組合か弁護士のタイプを選んだほうが安心です。

知らずに使うと損をする3つの注意点

退職代行は便利ですが、事前に知っておけば避けられる落とし穴もあります。

  • 民間業者は交渉ができない:有給消化日数や退職日の交渉は弁護士法に触れるおそれがあり、民間業者には頼めません。「全部やってくれる」と思って依頼すると、有給を1日も使えずに終わるケースがあります。
  • 損害賠償の脅しが来ることがある:「途中で辞めたら損害賠償だ」と脅す会社は実在します。ただし、退職そのものを理由に損害賠償が認められた例はほとんどありません。脅しが来たら、弁護士タイプの代行に切り替える手があります。
  • 離職票が遅れることがある:会社が嫌がらせで発行を遅らせるケースが、まれにあります。離職票は失業給付の申請に必要ですが、会社が出さない場合はハローワークに直接相談すれば代替手段で進められます。業者にも「離職票は確実に郵送依頼」と伝えておくと安心です。

2万円で何が減らせるのか

2万円前後の出費は、限界の状況にいる人にとって軽くはありません。
ただ、何と引き換えになるかを冷静に並べると、割に合うケースがほとんどです。

  • 会社と二度と話さなくていい時間
  • 引き止め交渉での精神的な消耗
  • 「また休むの」という空気に耐える日々
  • 退職完了までの最短ルート

逆に、自分で言える状態で、有給もほぼ残っておらず、職場との関係も悪くないなら、わざわざ2万円を払う必要はありません。
退職代行は「自分では言い出せない人のための保険」であって、誰もが使うべきものではない、というのが私の考えです。

退職代行を使った人が不安だったこと【当サイト独自調査】

この章は、公開されている退職体験談や相談内容をもとに、個人が特定されないよう表現を調整して再構成しています。
申し込みの直前、多くの人が引っかかっていたのは、料金よりも「気持ちの整理がつかないこと」でした。

たとえば、30代の女性からはこんな声がありました。

相談しても取り合ってもらえなくて、心も体も壊れてから、やっと辞めました。会社に電話するだけでパニックになる状態で、自分から言い出すのはもう無理でした。恥ずかしいと思われるかもしれないけれど、それしか逃げ道がなかったんです。

当サイト独自調査

「本当はちゃんと辞めたい」「でも自分ではもう連絡できない」。
この2つの気持ちの間で動けなくなっている人が、とても多いという印象でした。

退職代行を「無責任だ」と感じる人がいるのも事実です。
ただ、会社に直接連絡することすら苦しい人にとって、退職代行はバックレる前に正式な退職ルートへ戻るための手段でもあります。

無理に怒りを煽る話ではありません。
「この状況なら、外の力を借りてもいい」と自分で納得できるかどうか。
そこが、使うかどうかの分かれ目になります。

退職代行で辞めたあと|治療の時間とお金、次の働き方

辞めた瞬間に、すべてのお金が止まるわけではありません。
制度を知っておけば、治療に集中するための時間とお金を、ある程度は確保できます。

私が退職して一番こわかったのは、最初の月末でした。
通帳の数字が下がっていくのを見て、「次の収入はいつだっけ」と慌てて調べたのを覚えています。
先に知っていれば、ここまで不安にならずに済んだと思います。

失業給付(雇用保険)

自己都合退職の場合、ハローワークに申請してから給付制限を経て、90〜150日分の基本手当を受けられます。
金額の目安は、退職前6か月の平均給与の50〜80%ほどです。

ここで私がつまずいたのが「給付制限」でした。
申請したらすぐ振り込まれると思っていたら、最初の入金まで時間が空くことがあります。

受給には、原則として離職日以前2年間に通算12か月以上の被保険者期間が必要です。
治療や体調を理由に辞めた場合は、特定理由離職者として扱われ、給付制限や必要期間の条件が変わることがあります。
自分が対象になるかは、離職票を持ってハローワークの窓口で確認するのが確実です。

健康保険と住民税

退職すると、会社の健康保険から抜けます。
選択肢は、国民健康保険に切り替える・退職前の保険を任意継続する(退職後20日以内に申請)・家族の扶養に入る(年収130万円未満の見込みなど条件あり)の3つです。
どれが安いかは収入と家族構成で変わるので、退職前に試算しておくと迷いません。

忘れがちなのが住民税です。
住民税は前年の所得にかかるため、退職して収入がゼロでも請求が来ます。
給与天引きから自分で納める形に変わるので、辞める前に金額を把握しておくと、あとで慌てずに済みます。

治療が落ち着いたあと、次の働き方を選ぶなら

退職代行で抜けたあと、次の職場を焦って決めると、また同じ「両立できない環境」に当たるリスクがあります。
治療と仕事の両立で一度つまずいた経験は、次の職場選びで「何を確認すべきか」を知っている強みに変わります。

勤務時間の柔軟さ、休みの取りやすさ、通院への理解。
求人票だけでは分からないこうした条件は、転職エージェントに整理してもらうと見えやすくなります。
治療が落ち着いて動けるようになったら、両立しやすい働き方を一度比較しておくと安心です。

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筆者の場合|退職代行を使ったあとに起きた変化

私はSESエンジニアとして月100時間の残業が3か月続き、限界が来た側です。
ジャンルは違いますが、「自分で辞めると言い出す気力がもう残っていない」という点は、治療と仕事で消耗している人と同じだと思っています。

▼ 筆者の体験

日曜の夜23時、布団の中で「明日また客先に行くのか」と考えただけで動悸がしました。自分で辞めると言い出す気力は、もう残っていませんでした。

最終的に退職代行に日曜の夜に申し込み、月曜の朝には会社と二度と話さずに済みました。あのとき自分で連絡を入れていたら、たぶん引き留められて潰れていたと思います。

最初の1週間:実感がわかない

月曜の朝、目覚ましなしで起きました。
天井を見て「今日から行かなくていいのか」と気づいて、しばらく動けませんでした。
嬉しいとも安心とも違う、ただ空っぽな感覚でした。
3日目あたりから急に食欲が戻って、自分がどれだけ追い込まれていたか、やっと分かりました。

1か月後:罪悪感はゼロではない

「挨拶もなしに辞めた」ことへの後ろめたさは、少し残りました。
でも、あの状態で自分から連絡を入れていたら、まず引き留められていたはずです。
代行を使った判断は、間違っていなかったと思っています。

半年後:あのとき動いてよかった

転職先が決まり、残業は月20時間以下になりました。
在職中は比較対象がないので、自分の環境の異常さに気づけません。
辞めてから初めて、前の状態がどれだけおかしかったかが見えました。

まとめ|あなたが治療の時間を取り戻すために

不妊治療と仕事の両立が無理なら、治療を優先していい。
それは甘えではなく、自分の時間と体を取り戻す選択です。

「辞めたい」と思った時点で、判断はもうついています。
あとは、自分で言うか、誰かに代わってもらうかの違いだけです。
自分で言える状態なら、それが一番いい。
言える気がしないなら、それは限界が近いサインなので、外部の力を借りてかまいません。

今日できる一手は、ひとつだけ。
自分の状況で退職代行が使えるか、相談先だけ先に確認しておくことです。

サービス名 料金 運営 向いている人
退職代行ガーディアン 19,800円 労働組合 有給交渉や引き止め対策を会社と交渉してほしい人
弁護士法人ガイア 25,300円〜 弁護士法人 未払い賃金やパワハラなど法的トラブルも合わせて対応したい人
退職代行モームリ 22,000円 民間企業 費用を抑えたい・シンプルに退職だけしたい人

よくある質問

Q. 不妊治療をしていることを職場に伝えずに辞められますか?
A. 退職届に書く理由は「一身上の都合」で法律上は十分です。退職代行を使えば、退職理由を会社に説明する会話そのものが発生しません。治療内容を職場に伝える義務はありません。

Q. 退職代行を使うのは違法ではないですか?
A. 行為の範囲で分けて考える必要があります。①退職の意思を伝えるだけなら民間業者でも可能です。②有給消化や退職日の交渉は労働組合・弁護士のみ可能で、民間業者が行うと弁護士法に触れるおそれがあります。③未払い賃金やハラスメントなど法的トラブルへの対応は弁護士のみです。

Q. 会社から自分に直接連絡が来ませんか?
A. 業者が「今後の連絡は当方経由で」と伝えるため、本人への直接連絡は減らせるケースが多いです。万が一連絡が来ても、無理に出る必要はありません。着信履歴やメッセージは念のため保存しておきましょう。

Q. 退職代行を使うと転職に不利になりますか?
A. 退職代行を使った事実が転職先に伝わる経路は、基本的にありません。離職票に記載される項目でもなく、前職への問い合わせも個人情報保護の観点から拒否されるのが通常です。

Q. 残っている有給はどうなりますか?
A. 労働組合・弁護士タイプの代行なら、有給消化の交渉が可能です。民間業者は交渉ができないため、有給を確実に消化したい場合は労働組合や弁護士のタイプを選ぶのが安全です。

Q. 即日で辞められますか?
A. 無期雇用の場合、民法627条により申し入れから2週間で雇用契約が終了します。有給が2週間以上残っていれば、実質的に即日で出社をやめられます。有給がなくても、業者が連絡を入れた当日から出社しない形に進められるケースがあります。

Q. 治療を理由に辞めるのは甘えでしょうか?
A. 甘えではありません。心身に異変が出ている状態で働き続けると、回復に数か月から数年かかることもあります。治療のために環境を変える判断は、自分の体を守るための現実的な選択です。

出典一覧

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