最終更新: 2026年4月
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退職代行は30社以上ある。料金も運営元もバラバラで、比較サイトを見ても結局どれがいいのか分からない。
私はガーディアンに電話して退職した。翌日から出社しなかった。
この記事では、退職代行の3つのタイプの違いと、あなたの状況に合った1社の選び方を解説する。さらに、退職代行を使うべきかどうかの判断基準や、利用の流れ、よくある不安への回答まで網羅的にまとめた。
結論|あなたの状況で選ぶ1社はこれ
退職代行は「運営元」で3タイプに分かれる。あなたの状況によって選ぶべきサービスが変わる。
| あなたの状況 | おすすめ | 料金(税込) | 理由 |
|---|---|---|---|
| 今すぐ辞めたい・後払いしたい | ヒトヤスミ | 16,500円 | 後払いOK・最短即日対応 |
| 有給を使いたい・会社と揉めそう | ガーディアン | 24,800円 | 労働組合の交渉権で有給取得・退職日の調整が可能 |
| 未払い残業代がある・パワハラの証拠がある | 弁護士法人ガイア | 55,000円 | 法的請求・訴訟代理ができる唯一のタイプ |
迷ったらガーディアンでいい。有給交渉ができて、料金も24,800円。法的トラブルがなければ弁護士型は不要だ。
\ 労働組合の交渉力で有給も取れる /
ここでのポイント
この状況で大事なのは、「自分がどうしたいか」を最優先にすることだ。周囲の目や常識に縛られて動けなくなるのが一番のリスクだ。辞める・残るのどちらが正解かは状況による。ただし、体か心に異変が出ているなら、それは「残る」が不正解のサインだ。
判断に迷ったときの基準
迷ったら「半年後の自分がどうなっていたいか」を紙に書いてみる。その姿に今の職場が必要かどうか。必要ないなら、あとは手続きの問題だけだ。手続きが怖いなら退職代行がある。
退職代行は3タイプある|違いを知らないと損する
退職代行を選ぶ前に、3つのタイプの違いを理解しておく必要がある。タイプによって「できること」がまったく違うからだ。
| 比較項目 | 民間企業 | 労働組合 | 弁護士法人 |
|---|---|---|---|
| 退職の意思伝達 | ◎ | ◎ | ◎ |
| 有給消化の交渉 | × | ◎ | ◎ |
| 退職日の交渉 | × | ◎ | ◎ |
| 未払い賃金の請求 | × | × | ◎ |
| 損害賠償への対応 | × | × | ◎ |
| 料金相場 | 1〜3万円 | 2.5〜3万円 | 5〜10万円 |
民間企業は「退職の意思を伝えるだけ」。有給交渉や退職日の調整はできない。これは弁護士法72条で、交渉行為が弁護士と労働組合にしか認められていないため。
ほとんどの人は労働組合型で十分だ。有給交渉ができて、料金も民間と大差ない。弁護士型が必要なのは、未払い残業代やパワハラで法的に会社と戦うケースだけ。
民間企業型の特徴と注意点
民間企業型は料金が安い傾向にあり、1万〜3万円程度で利用できるとされている。対応スピードも早く、LINEで相談してその日のうちに退職の意思伝達まで完了するケースもある。
ただし、法律上「交渉」はできない。会社が「退職日を変更してほしい」「有給は認めない」と言ってきた場合、民間企業型では対応が難しい可能性がある。退職の意思を伝えること自体は問題ないが、それ以上の調整が必要になったとき、手詰まりになるリスクがある点は理解しておくべきだ。
民間企業型が向いているのは、以下のようなケースとされている。
- 会社との関係が比較的良好で、退職意思を伝えれば揉めない見込みがある
- 有給が残っていない、もしくは有給消化にこだわらない
- とにかく費用を抑えたい
労働組合型の特徴と強み
労働組合型の最大の強みは「団体交渉権」にある。これは憲法28条で保障された権利で、会社は労働組合からの交渉要求を正当な理由なく拒否できないとされている。
具体的には、以下のような交渉が可能とされている。
- 有給休暇の消化に関する交渉
- 退職日の調整(即日退職 or 2週間後など)
- 退職届の提出方法や手続きの調整
- 離職票の発行依頼
料金は2.5万〜3万円程度が相場で、民間企業型と数千円程度しか変わらない。交渉権があることを考えると、コストパフォーマンスは労働組合型のほうが高いと考えられる。
弁護士法人型の特徴と使いどころ
弁護士法人型は、法的対応が必要な場合の最後の砦のような存在だ。退職の意思伝達や有給交渉はもちろん、以下のような対応も可能とされている。
- 未払い残業代・退職金の請求
- 損害賠償請求への対応
- ハラスメントに対する慰謝料請求
- 訴訟・労働審判の代理
料金は5万〜10万円と他のタイプより高いが、未払い残業代を回収できれば差額以上の金額が戻ってくる可能性もある。ただし、法的トラブルがない場合に弁護士型を選ぶのはコスト的にもったいない。自分の状況を冷静に判断してから選ぶことが重要だ。
おすすめ3社レビュー
ヒトヤスミ|後払いOK・最短即日対応
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 16,500円(税込・追加費用なし) |
| 運営元 | 民間企業 |
| 交渉権 | なし(退職の意思伝達のみ) |
| 対応速度 | 最短即日 |
| 相談方法 | LINE |
| 後払い | OK |
| 返金保証 | あり |
名前の通り、スピード重視のサービス。後払いに対応しているため、手持ちがなくても申し込める。
民間企業の運営なので、有給交渉や退職日の調整はできない。「とにかく辞めたい。交渉は不要」という人に向いている。
メリット
- 料金が16,500円と業界最安水準。追加費用も発生しないとされている
- 後払いに対応しているため、給料日前でも利用しやすい
- LINEで相談できるため、電話が苦手な人でも気軽に始められる
- 返金保証があるため、万が一退職できなかった場合のリスクが低い
デメリット
- 民間企業型のため、有給消化や退職日の交渉ができない
- 会社が「本人と話したい」と強く主張した場合、対応が難しい可能性がある
- 相談方法がLINEのみで、電話やメールには対応していない
向いてる人
- 今すぐ辞めたい。1日でも早く
- 手持ちがない。後払いで対応したい
- 有給や退職金の交渉は不要
- 会社との関係が比較的穏やかで、揉める可能性が低い
向いてない人
- 有給消化を交渉してほしい
- 会社が引き止めてきそう
- 未払い残業代を請求したい
\ 後払いOK・最短即日 /
ガーディアン|交渉力と料金のバランスが良い
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 24,800円(税込・追加費用なし) |
| 運営元 | 東京労働経済組合(労働組合) |
| 交渉権 | あり(団体交渉権に基づく) |
| 対応速度 | 即日対応可 |
| 相談方法 | LINE・電話 |
| 後払い | 不可 |
| 返金保証 | あり |
労働組合が運営しているため、会社との交渉権がある。有給消化や退職日の調整を会社に要求できる。民間企業型にはこれができない。
料金は24,800円。労働組合型としては最安水準で、弁護士型の半額以下。交渉力とコストのバランスが最も良い。
私はガーディアンを使って退職した。電話した翌日から出社しなかった。
メリット
- 労働組合の団体交渉権があるため、有給消化・退職日の調整を会社に要求できる
- 料金が24,800円と、労働組合型の中では最安水準とされている
- LINEだけでなく電話でも相談できるため、状況に応じた対応が可能
- 返金保証があり、退職できなかった場合のリスクが抑えられている
- 運営歴が長く、多くの退職実績があるとされている
デメリット
- 前払いのみのため、手持ちがない場合は利用しにくい
- 未払い残業代の法的請求や訴訟代理はできない
- 弁護士型ほどの法的対応力はない
向いてる人
- 有給を消化してから辞めたい
- 上司に言い出せない・引き止められそう
- 交渉は必要だが、弁護士を頼むほどではない
- コストパフォーマンスを重視したい
向いてない人
- 後払いが必要(ガーディアンは前払いのみ)
- 未払い残業代を法的に請求したい
\ 労働組合の交渉力で有給も取れる /
弁護士法人ガイア|法的トラブルがあるならここ一択
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 55,000円(税込) |
| 運営元 | 弁護士法人 |
| 交渉権 | あり(法的交渉・訴訟代理) |
| 対応速度 | 即日〜翌営業日 |
| 相談方法 | LINE・電話・メール |
| 後払い | 要相談 |
| 返金保証 | なし |
弁護士が直接対応するため、未払い残業代の請求・損害賠償への対応・訴訟代理ができる。労働組合型ではこれらの対応はできない。
料金は55,000円と高いが、未払い残業代を回収できれば元は取れる。「会社と法的に戦う必要がある」場合にのみ選ぶべきサービス。
メリット
- 弁護士が直接対応するため、法的な交渉力が最も高い
- 未払い残業代・退職金の請求、損害賠償への対応、訴訟代理まで一貫して任せられる
- LINE・電話・メールと相談方法が豊富で、自分に合った方法で連絡できる
- 会社から損害賠償をちらつかされている場合でも、法的に対処してもらえる
デメリット
- 料金が55,000円と、他のタイプに比べて高額
- 返金保証がないため、事前に対応範囲をしっかり確認する必要がある
- 法的トラブルがないケースでは、コスト的にオーバースペックになる可能性がある
向いてる人
- 未払いの残業代・退職金がある
- パワハラの証拠があり、法的に対処したい
- 会社から損害賠償をちらつかされている
- 退職に関して法的な安心感を最優先したい
向いてない人
- 法的トラブルがない(労働組合型で十分)
- 費用を抑えたい
\ 弁護士対応で法的トラブルに対処 /
退職代行の選び方|失敗しないための5つのチェックポイント
退職代行サービスを選ぶ際、料金だけで判断すると後悔する可能性がある。以下の5つのポイントを確認してから選ぶことをおすすめする。
1. 運営元のタイプを確認する
上で解説した通り、民間企業型・労働組合型・弁護士法人型で「できること」が異なる。自分の状況に合ったタイプを選ばないと、いざというとき対応してもらえない可能性がある。特に「有給を使い切りたい」「会社と揉めそう」という場合は、民間企業型では対応できないとされている。
2. 料金体系を確認する
「追加費用なし」と明記しているサービスを選ぶのが安全だ。一部のサービスでは、基本料金のほかにオプション費用が発生するケースがあるとされている。ヒトヤスミ(16,500円)、ガーディアン(24,800円)はいずれも追加費用なしを明示している。
3. 返金保証の有無を確認する
万が一退職が完了しなかった場合の保証があるかどうかは重要なポイントだ。ヒトヤスミとガーディアンには返金保証がある。ガイアには返金保証がないが、弁護士対応のため退職できないケースは極めてまれとされている。
4. 相談方法と対応時間を確認する
LINEのみ、電話対応あり、メール対応ありなど、サービスによって相談方法が異なる。自分が連絡しやすい方法に対応しているか確認しておくべきだ。また、深夜や早朝の相談に対応しているかも、精神的に追い詰められているときには重要になる。
5. 実績と口コミを確認する
運営歴が長く、退職実績が多いサービスのほうが安心感がある。ただし、口コミサイトの情報がすべて正確とは限らないため、公式サイトの情報と合わせて判断することが望ましい。
退職代行を使うべき人・使わなくていい人
退職代行は便利なサービスだが、すべての人に必要というわけではない。退職代行だけが正解ではないということを前提に、使うべきケースと使わなくていいケースを整理する。
退職代行を使ったほうがいいケース
- 上司に退職を何度言っても聞いてもらえない:退職届を受け取ってもらえない、「考え直せ」と繰り返されるなど。法的には退職届が届いた時点で2週間後に退職が成立するとされているが(民法627条)、現実には受け取り拒否をされるケースもある
- パワハラ・セクハラがあり、会社と直接やり取りしたくない:心身の負担が大きい場合、第三者に代行してもらうことで精神的な負担を軽減できる可能性がある
- 退職を切り出すと損害賠償をちらつかされる:こうしたケースでは弁護士型の退職代行が適している。実際に損害賠償が認められるケースは極めてまれとされている
- 精神的に限界で、もう1日も出社できない:体調を崩してからでは遅い。自分の健康を守ることが最優先だ
- 人手不足を理由に退職を先延ばしにされている:人手不足は会社の責任であり、退職を制限する理由にはならないとされている
退職代行を使わなくてもいいケース
- 上司との関係が良好で、退職意思を伝えれば円満に退職できそう:この場合、自分で退職届を出すのが最もシンプルで費用もかからない
- 退職日まで余裕がある:1〜2か月先の退職であれば、通常の手続きで進められることが多い
- 会社に退職の意思を伝えること自体に抵抗がない:退職代行は「自分では言えない」人のためのサービスなので、自分で言える場合は使う必要がない
繰り返しになるが、退職代行を使うことは「逃げ」ではない。ただし、自分で対処できる状況であれば、まずは直接伝えることを検討してみてほしい。退職代行はあくまで選択肢の一つだ。
\ 迷ったらまず無料相談 /
退職代行の利用の流れ|申込から退職完了までの5ステップ
退職代行を使ったことがない人にとって、「実際にどう進むのか」は不安なポイントだと思う。一般的な流れを5ステップで解説する。
ステップ1:無料相談
まずはLINEや電話で相談する。この段階では費用はかからないのが一般的だ。現在の状況(会社名、雇用形態、退職したい時期、有給残日数など)を伝えると、最適なプランを提案してもらえる。
「まだ決めてない」状態で相談しても問題ない。相談だけして利用しないことも可能とされている。
ステップ2:正式申込・支払い
サービス内容と料金に納得したら、正式に申し込む。支払い方法はサービスによって異なるが、銀行振込・クレジットカードが一般的。ヒトヤスミの場合は後払いにも対応している。
ステップ3:退職に必要な情報の共有
以下のような情報を退職代行側に共有する。
- 会社名・連絡先(上司の電話番号や人事部の連絡先など)
- 雇用形態(正社員・契約社員・パートなど)
- 退職希望日
- 有給残日数
- 会社から貸与されている物品(PC、社員証など)の有無
- 退職届の提出状況
ステップ4:退職代行が会社に連絡
指定した日時に、退職代行が会社に連絡し、退職の意思を伝える。この段階から、あなたは会社と直接やり取りする必要がなくなる。
労働組合型・弁護士型であれば、有給消化や退職日の調整についても同時に交渉してもらえる。会社からあなたに直接連絡が来ないよう、退職代行側から要請してもらえるのが一般的だ。
ステップ5:退職完了・書類の受け取り
会社が退職を了承したら、退職届の提出(郵送が一般的)、貸与物の返却、離職票や源泉徴収票などの書類受け取りを進める。これらの手続きは退職代行がサポートしてくれるケースが多い。
退職完了まで、早ければ即日〜数日、通常は1〜2週間程度とされている。
私がガーディアンを選んだ理由と実際の流れ
私が退職代行を使ったのは、SES企業にいたときだ。上司に退職を言おうとして、何度も言えなかった。
ガーディアンを選んだ理由はシンプルだ。
- コスパが良かった。24,800円で有給交渉もできる
- 調べたら一番人気だった。迷ったら人気のやつでいいと思った
正直、細かい比較をする余裕はなかった。「もう無理」の状態で30社を比較する気力はない。だから一番使われてるサービスを選んだ。それだけだ。
電話した。翌日から出社しなかった。
退職代行を使うかどうか迷っている人は多いと思う。私も迷った。でも「自分では言えない」なら、使っていい。退職は労働者の権利だ(民法627条)。
ここでのポイント
この状況で大事なのは、「自分がどうしたいか」を最優先にすることだ。周囲の目や常識に縛られて動けなくなるのが一番のリスクだ。辞める・残るのどちらが正解かは状況による。ただし、体か心に異変が出ているなら、それは「残る」が不正解のサインだ。
判断に迷ったときの基準
迷ったら「半年後の自分がどうなっていたいか」を紙に書いてみる。その姿に今の職場が必要かどうか。必要ないなら、あとは手続きの問題だけだ。手続きが怖いなら退職代行がある。
退職代行に関するよくある不安と回答
退職代行を検討している人の多くが感じる不安を、一つずつ解消していく。
会社にバレる?周囲に知られる?
退職代行を使ったこと自体が第三者に広まることは、基本的にないとされている。退職代行は守秘義務を持って対応するのが一般的だ。ただし、同僚から「急に辞めた」と思われる可能性はある。これは退職代行を使ったかどうかに関わらず、突然退職すれば同じことなので、退職代行特有のリスクとは言えない。
損害賠償を請求される?
退職代行を使ったことを理由に、会社が損害賠償を請求してくるケースは極めてまれとされている。そもそも退職は民法627条で認められた労働者の権利であり、正当な退職手続きを踏んでいる限り、損害賠償が認められる可能性は非常に低いとされている。
ただし、以下のような特殊なケースでは、損害賠償のリスクがゼロとは言い切れない。
- 引き継ぎを一切せずに即日退職し、会社に具体的な損害が発生した場合
- 有期雇用契約の途中で、やむを得ない事由なく退職した場合
不安がある場合は、弁護士型(ガイアなど)を選んでおけば、万が一損害賠償を請求されても法的に対応してもらえる。
有給は消化できる?
有給休暇の取得は労働基準法39条で定められた労働者の権利であり、会社が一方的に拒否することは原則としてできないとされている。ただし、有給取得を「交渉」するには、労働組合型か弁護士型の退職代行を選ぶ必要がある。民間企業型では交渉ができないため、会社が有給を認めない場合に対応が難しくなる可能性がある。
退職届は自分で出す必要がある?
退職届は郵送で提出するのが一般的だ。退職代行がフォーマットや書き方をサポートしてくれるケースが多い。直接会社に出向く必要はないとされている。
転職先に退職代行を使ったことがバレる?
退職代行を使った事実が転職先に伝わることは、基本的にないとされている。前職の会社が転職先に「退職代行を使った」と伝えることは、個人情報保護の観点からも問題がある行為とされている。退職証明書にも退職代行を使った旨は記載されない。
よくある質問
退職代行を使ったら会社から連絡が来る?
退職代行が「本人への直接連絡を控えてください」と会社に伝える。法的拘束力はないが、ほとんどの会社はこの要請に従うとされている。労働組合型・弁護士型であれば、会社が無視した場合にも対応できる。
有給休暇は使える?
有給取得は労働者の権利(労基法39条)。ただし、民間企業型の退職代行では有給の「交渉」ができない。有給を確実に使いたいなら、労働組合型(ガーディアン等)か弁護士型を選ぶべきだ。
退職代行を使って失敗することはある?
退職は法的に労働者の権利であり、会社が拒否することはできないとされている(民法627条)。ただし、民間企業型の場合、会社が「本人と話したい」と言い張るケースはある。労働組合型や弁護士型であれば、その場合も交渉で対応できる。
退職代行の料金は分割払いできる?
ヒトヤスミは後払いに対応している。ガーディアンは前払いのみ。ガイアは要相談。手持ちがない場合はヒトヤスミが選択肢になる。
正社員以外(契約社員・パート・アルバイト)でも使える?
退職代行は雇用形態に関わらず利用できるとされている。正社員だけでなく、契約社員、パート、アルバイトでも利用可能だ。ただし、有期雇用契約(契約社員など)の場合、契約期間中の退職には「やむを得ない事由」が必要とされるケースがあるため(民法628条)、事前に退職代行に相談しておくことが望ましい。
退職代行を使った後、会社に行く必要はある?
基本的に、退職代行を使った後に会社に出向く必要はないとされている。貸与物(PC、社員証など)は郵送で返却し、退職届も郵送で提出するのが一般的だ。書類のやり取りも退職代行がサポートしてくれるケースが多い。
退職代行を使ったら退職金はもらえる?
退職金は会社の就業規則や退職金規程に基づいて支払われるものであり、退職代行を使ったことを理由に不支給にすることは認められないとされている。ただし、退職金制度自体がない会社もあるため、事前に就業規則を確認しておくことをおすすめする。退職金に関するトラブルが想定される場合は、弁護士型を選ぶと安心だ。
\ 労働組合の交渉力で有給も取れる /
この記事を書いた人
IT業界10年。新卒でSES企業に入社し、月80〜100時間の残業と1対1で詰めるパワハラ上司に追い詰められ、入社1年目で退職代行ガーディアンを使って辞めた当事者。当時は手取り25万・カードローン満額・ストレスで足の異臭が止まらない状態だった。退職翌日から人生が動き出し、現在はフリーランスとして月80万円前後で活動中。「あの時辞めてなかったら今の自分はない」が信条。
退職代行サービスを選ぶ前に確認したいチェックリスト
退職代行を使う前に、あなたの状況を客観的にチェックしてみてください。3つ以上当てはまるなら、退職代行を真剣に検討するタイミングです。
- ✅ 朝起きるのがつらく、出社直前に体調不良が出る
- ✅ 「辞めたい」と言える上司・人事が社内にいない
- ✅ 引き止められたら断れる自信がない
- ✅ 有給休暇を消化できずに辞めることになりそう
- ✅ パワハラ・セクハラ・サビ残などの違法行為がある
- ✅ 家族や周囲に「辞めたい」と相談できない
- ✅ もう精神科・心療内科に通っている
退職代行サービスのタイプ別比較
| タイプ | 料金相場 | 交渉力 | こんな人向け |
|---|---|---|---|
| 労働組合運営 ★イチ推し |
1.8〜2.5万円 | ○交渉可 | 引き止められそう/有給を消化したい人。ガーディアン推奨。 |
| 民間業者 | 1.5〜3万円 | ×交渉不可 | 伝言だけでよい単純なケース。後払い対応もあり。 |
| 弁護士 | 5〜10万円 | ◎全対応 | 未払い残業代・慰謝料請求まで本格対応。ガイア等。 |
※2026年4月時点の相場。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
こんな状況なら今すぐ動くべき
以下の症状や状況に該当するなら、「もう少し頑張ろう」ではなく「今日相談する」が正解です。
- ✅ 食欲がない・眠れない状態が2週間以上続いている
- ✅ 休日も仕事のことで頭がいっぱいで休まらない
- ✅ 朝、会社に行こうとすると涙・吐き気・動悸が出る
- ✅ 「死にたい」「消えたい」と考えてしまうことがある
これらは単なる「やる気の問題」ではなく、体と心からの撤退命令です。我慢を美徳とする文化に従う必要はありません。
ガーディアンの公式LINEで相談 →
※LINE相談無料/追加費用なし
退職代行を使うときに知っておきたい補足情報
退職代行を実際に検討するとき、よく悩まれるポイントを補足します。短く区切って整理しました。
退職を申し出るタイミング
法律上は2週間前の申し出で退職可能です(民法627条)。タイミングを気にする必要はありません。
有給消化中の出社義務
有給休暇を取得している期間は出社義務がありません。退職代行に依頼した日から有給消化に入れば、実質即日退職と同じ状態になります。
退職届の提出方法
退職届は郵送で十分です。会社から書式の指定がない限り、A4用紙で「一身上の都合により」と記載すれば法的に有効になります。
会社からの貸与物の返却
制服・社員証・パソコンなどの貸与物は郵送で返却できます。直接出向く必要はありません。退職代行業者が返却方法も会社と調整してくれます。
離職票・源泉徴収票の受け取り
離職票・源泉徴収票は退職後10〜14日以内に会社から郵送されるのが一般的です。届かない場合はハローワークに相談すれば会社へ催促してもらえます。
転職活動への影響
退職代行を使って辞めた事実は次の転職先には伝わりません。職務経歴書には通常通り「一身上の都合により退職」と記載すれば問題ありません。
住民税・社会保険の手続き
退職後は国民健康保険・国民年金への切り替えが必要です。市区町村の役所で手続きできます。任意継続を選ぶ選択肢もあります。
失業給付の受給準備
離職票が届いたらハローワークで求職の申込みをし、失業給付の受給手続きを行います。自己都合退職でも条件を満たせば基本手当を受け取れます。

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つらいときの相談先(無料・匿名OK)
- よりそいホットライン:0120-279-338(24時間無料)
- こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556
- いのちの電話:0120-783-556
- 労働条件相談ほっとライン(厚労省):0120-811-610
※本記事は医療・法的アドバイスを提供するものではありません。症状が続く場合は心療内科や精神科の受診、労働条件の問題は労基署や弁護士へのご相談をご検討ください。
ここでのポイント
この状況で大事なのは、「自分がどうしたいか」を最優先にすることだ。周囲の目や常識に縛られて動けなくなるのが一番のリスクだ。辞める・残るのどちらが正解かは状況による。ただし、体か心に異変が出ているなら、それは「残る」が不正解のサインだ。
判断に迷ったときの基準
迷ったら「半年後の自分がどうなっていたいか」を紙に書いてみる。その姿に今の職場が必要かどうか。必要ないなら、あとは手続きの問題だけだ。手続きが怖いなら退職代行がある。


