始業30分前に「行きたくない」と気づいた人へ|退職代行で当日連絡する手順

メンタル/体調

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この記事は、SESエンジニアとして月100時間の残業で限界が来て、退職代行を使って会社と二度と話さずに辞めた筆者が、実体験・公的情報・当サイト独自調査をもとに解説しています。始業直前に「もう行けない」となった人が、無断欠勤を避けながら最短で動くための手順だけをまとめました。

始業30分前。

着替えようとしても体が動かない。会社に電話するのも怖い。スマホを握ったまま「行きたくない」「もう無理」と検索している。

その状態なら、まず覚えておいてほしいことがあります。

あなたが今やるべきことは、根性で出社することではなく、無断欠勤にならない形で“連絡ルート”を作ることです。

自分で会社に電話できるなら、欠勤連絡を入れて休む。それが無理なら、退職代行に「今日から出社できない」とLINEで相談する。この2択で十分です。

この記事では、始業30分前に「行きたくない」と気づいた人向けに、当日どう連絡すればいいか、退職代行を使う場合は何を送ればいいか、辞めた後に何をすればいいかを順番に解説します。

先に大事な注意

「消えたい」「自分を傷つけそう」「今ひとりでいるのが危ない」と感じている場合は、退職代行より先に安全確保を優先してください。家族・友人・救急・地域の相談窓口につながることが先です。仕事の問題は、あなたが安全な場所に移ってからでも対応できます。

始業30分前に「行きたくない」となったら、最初にやること

始業30分前は、冷静な判断がしにくい時間です。

だから、やることを増やさないでください。考えるのは次の3つだけで大丈夫です。

今の状態 やること 目的
自分で電話できる 会社に体調不良で欠勤連絡 まず今日を休む
電話もチャットも怖い 退職代行にLINEで相談 無断欠勤を避ける
危険なほど追い詰められている 家族・友人・相談窓口・救急につながる 安全確保を最優先する

「今日休むだけでいいのか」「もう辞めるべきなのか」は、今すぐ完璧に決めなくて大丈夫です。

ただし、会社に連絡できないまま時間が過ぎると、無断欠勤扱いになり、さらに不安が大きくなります。

始業前に動くなら、まずは“会社との連絡をどうするか”だけ決めてください。

退職代行で当日連絡する手順|始業30分前でも間に合う

退職代行を使う場合、いきなり長文を考える必要はありません。

最初のLINEは、これだけで十分です。

▼ 最初に送る文面

おはようございます。今日が出勤日ですが、どうしても出社できない状態です。会社に自分で連絡するのも難しいです。本日から退職代行をお願いできるか相談したいです。

このあと、退職代行側から会社名・雇用形態・上司の連絡先・有給の有無などを聞かれます。

全部そろっていなくても大丈夫です。分かる範囲で答えれば進められます。

当日連絡の流れ

時間 やること ポイント
0〜5分 退職代行にLINE 「今日出社できない」と最初に伝える
5〜15分 会社情報を送る 会社名・上司名・電話番号が分かればOK
15〜30分 支払い・依頼内容の確認 有給消化、私物、貸与物、書類送付も伝える
始業前後 退職代行が会社へ連絡 本人から会社に電話しなくていい

もちろん、業者の混雑状況や会社側の対応によって時間は前後します。

ただ、自分で会社に電話できずに固まっているより、外部に連絡を任せたほうが状況は進みます。

▼ 退職代行を比較したい人へ

退職代行は、料金だけで選ぶと失敗します。有給消化や退職日の調整が必要なら、労働組合系・弁護士系を優先してください。

サービス名 料金 運営 向いている人
退職代行ガーディアン 19,800円 労働組合 有給交渉や引き止め対策を会社と交渉してほしい人
弁護士法人ガイア 25,300円〜 弁護士法人 未払い賃金やパワハラなど法的トラブルも合わせて対応したい人
退職代行モームリ 22,000円 民間企業 費用を抑えたい・シンプルに退職だけしたい人

「行きたくない」は甘えではなく、限界サインのことがある

当サイト独自調査では、「仕事に行きたくない」と感じている人の声には、いくつか共通点がありました。

特に多かったのは、次のような状態です。

  • 残業や休日出勤が続き、睡眠時間が削られている
  • 人間関係が悪いわけではないのに、朝だけ強い吐き気や不安が出る
  • 新卒・転職直後で、何がつらいのか自分でも説明できない
  • 職場に特定の苦手な人がいて、出勤前から萎縮してしまう
  • 休み明けの朝だけ、退職のことしか考えられなくなる

中には、「職場環境は悪くないし、人間関係にも困っていない。それでも朝になると涙が出て、出社する夢ばかり見る」という声もありました。

つまり、限界は必ずしも「ブラック企業っぽい分かりやすい理由」だけで来るわけではありません。

引用:当サイト独自調査

職場の人たちは優しいし、仕事内容も極端にきついわけではない。それなのに朝になると気持ちが沈んで、吐き気と眠気が一気に来る。原因が自分でも分からないから、誰にも相談できない。

このタイプのつらさは、本人が一番「自分が弱いだけ」と思い込みやすいです。

でも、体に症状が出ているなら、もう気合いで片づける段階ではありません。

データで見ても、辞める人は少数派ではない

「始業前に辞めたいなんて、自分だけがおかしい」と思うかもしれません。

しかし、実際には多くの人が職場を離れたり、別の職場へ移ったりしています。

指標 令和6年の数値 意味
全体の離職率 14.2% 働いている人のうち、一定数は毎年会社を離れている
一般労働者の離職率 11.5% 正社員中心の層でも退職は珍しくない
パートタイム労働者の離職率 21.4% 雇用形態によってはさらに流動的
20〜24歳の転職入職率 男性20.8%・女性20.4% 20代前半は職場を変える人も多い

出典:厚生労働省「令和6年 雇用動向調査結果の概要」

もちろん、数字があるから今すぐ辞めるべき、という話ではありません。

ただ、「辞めたいと思う自分は異常だ」と決めつける必要もありません。

退職代行を使ったほうがいい人・使わなくていい人

退職代行は便利ですが、全員に必要なサービスではありません。

自分で会社に退職を伝えられるなら、そのほうが費用はかかりません。

退職代行を使ったほうがいい人

  • 会社に電話しようとすると涙・吐き気・動悸が出る
  • 上司が怖くて、退職の話を切り出せない
  • 引き止められたら断れる自信がない
  • 今日からもう出社できない
  • 有給消化や退職書類のやり取りも代わりに進めてほしい

使わなくていい人

  • 自分で「辞めます」と言える余力がある
  • 会社と円満に退職交渉できそう
  • 退職日まで出社して引き継ぎできる
  • 有給もほぼ残っていない

退職代行は、楽をするためというより、自分で連絡できない状態の人が無断欠勤や限界出社を避けるための手段です。

▼ 筆者の体験

私自身、SESエンジニア時代に月100時間の残業が続き、日曜の夜に「明日また客先へ行くのか」と考えただけで動悸が出る状態になりました。

最終的に退職代行を使い、月曜の朝から会社と直接話さずに退職手続きを進めました。自分で電話していたら、たぶん引き止められて戻っていたと思います。

退職代行で当日連絡するときに伝えること

退職代行へ相談するときは、次の項目を送れる範囲で用意してください。

  • 会社の正式名称
  • 会社の電話番号
  • 直属の上司の名前
  • 雇用形態(正社員・契約社員・派遣・アルバイトなど)
  • 今日が出勤日かどうか
  • 有給が残っているか
  • 会社から借りているもの(PC・制服・社員証・健康保険証など)
  • 会社に私物が残っているか
  • 離職票・源泉徴収票などを郵送してほしいこと

とはいえ、始業30分前に全部調べる余裕はないはずです。

まずは「会社名」「上司名」「今日出社できないこと」だけ送れば十分です。

コピペ用:退職代行に送る文面

▼ そのまま使える文面

本日出勤予定ですが、心身の状態が悪く、どうしても出社できません。会社に自分で連絡することも難しいです。可能であれば、本日中に会社へ退職の意思と今後は本人へ直接連絡しないでほしい旨を伝えていただきたいです。有給消化、貸与物の返却、離職票などの書類郵送についても相談したいです。

退職代行を使えば無断欠勤を避けられる?

退職代行が会社へ連絡を入れれば、少なくとも「本人と一切連絡が取れない無断欠勤」の状態は避けやすくなります。

ただし、会社の就業規則や対応によって扱いは変わります。

大事なのは、始業前後に“本人が出社できないこと”と“退職の意思”を会社へ伝えるルートを作ることです。

自分で会社に電話できない状態なら、退職代行に次の2点を必ず伝えてください。

  • 今日から出社できないこと
  • 会社から本人へ直接連絡しないでほしいこと

これだけで、会社からの電話ラッシュや「なぜ来ないんだ」という圧をかなり減らせます。

法律上、会社の許可がなくても退職はできる

「会社が認めてくれないと辞められない」と思っている人は多いです。

しかし、期間の定めのない雇用であれば、民法627条により、退職の申し入れから2週間で雇用契約は終了します。

当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

民法 第627条1項

出典:e-Gov法令検索「民法」

つまり、会社の「承認」がないと退職できないわけではありません。

退職代行は、あなたの退職意思を会社へ伝え、退職日・有給・貸与物・書類のやり取りを進めるための窓口になります。

労働組合系・弁護士系を選ぶべき理由

注意点として、退職代行には大きく3種類あります。

種類 できること 向いている人
民間業者 退職意思の伝達 交渉不要で、シンプルに辞めたい人
労働組合系 退職意思の伝達、有給消化や退職日の調整 有給や出社拒否の調整も任せたい人
弁護士系 退職、未払い賃金、損害賠償対応など パワハラ・未払い・法的トラブルがある人

始業30分前に「今日から行けない」という状況なら、有給消化や会社との調整が必要になることがあります。

そのため、安さだけで民間業者を選ぶより、労働組合系か弁護士系を選んだほうが安全です。

当日退職代行を使う前に注意したい3つのリスク

リスク1:会社から直接連絡が来ることがある

退職代行が「今後の連絡は本人ではなくこちらへ」と伝えても、会社が直接電話してくる可能性はゼロではありません。

その場合、無理に出る必要はありません。

着信履歴やメッセージを退職代行へ共有し、対応を任せてください。

リスク2:貸与物の返却は必要

退職代行を使っても、会社のPC・制服・社員証・健康保険証などは返却が必要です。

基本は郵送で問題ありません。

返却時は、トラブル防止のために追跡番号が残る方法で送りましょう。

リスク3:離職票などの書類が遅れることがある

退職後は、離職票・源泉徴収票・健康保険資格喪失証明書などが必要になります。

会社によっては郵送が遅れることもあるため、退職代行へ最初から「必要書類はすべて郵送で依頼してください」と伝えておくと安心です。

退職後にやること|会社を辞めたあとも生活は立て直せる

始業前に退職代行を使うほど追い込まれている人ほど、「辞めた後の生活が怖い」と感じるはずです。

ただ、退職後にやることはある程度決まっています。

  • 離職票が届いたらハローワークで失業給付の手続き
  • 健康保険を国保・任意継続・扶養のどれかに切り替える
  • 厚生年金から国民年金へ切り替える
  • 住民税の納付方法を確認する
  • 体調が落ち着いたら転職活動を始める

失業給付の給付制限は令和7年4月以降、原則1か月に短縮

自己都合退職の場合、以前は給付制限が原則2か月でした。

しかし、令和7年4月1日以降の退職では、自己都合退職の給付制限は原則1か月に短縮されています。

さらに、一定の教育訓練を受ける場合は給付制限が解除される制度もあります。

出典:厚生労働省「令和7年4月以降に教育訓練等を受ける場合、給付制限が解除され、基本手当を受給できます」

退職直後にすぐ転職できなくても、制度を使えば生活をつなぐ選択肢はあります。

「辞めたら終わり」ではありません。

▼ 次の職場を探す人へ

退職後すぐに転職活動を始めるなら、1人で求人を探すより、転職エージェントに「前職で何が限界だったか」を共有しておくとミスマッチを減らせます。

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退職代行を使った後、後悔しないための考え方

退職代行を使うと、「逃げた」「迷惑をかけた」と感じる人もいます。

私もそうでした。

会社と直接話さずに辞めたことで、申し訳なさがゼロだったわけではありません。

ただ、あの状態で自分から退職を言い出していたら、引き止められて戻っていたと思います。

そして、戻っていたらもっと壊れていたはずです。

当サイト独自調査でも、「みんなのほうが大変なのに、自分だけつらいと思うのが嫌でさらに苦しくなる」という声が複数ありました。

でも、他人のつらさと比べても、あなたの体調は回復しません。

引用:当サイト独自調査

周りの人も頑張っているのに、自分だけ限界になるのは弱いからだと思っていた。でも、朝になると体が重くなり、吐き気が出て、もう行けない日が増えていった。

これは甘えではなく、体が止めに入っている状態です。

限界のサインが出ているなら、会社に迷惑をかけないことより、自分を壊さないことを優先してください。

まとめ|始業30分前でも、LINE1通で状況は動かせる

始業30分前に「行きたくない」と気づいたら、やることは多くありません。

  • 自分で連絡できるなら、体調不良で欠勤連絡を入れる
  • 自分で連絡できないなら、退職代行にLINEする
  • 危険なほど追い詰められているなら、安全確保を最優先する
  • 退職代行には「今日から出社できない」と最初に伝える
  • 退職後は、書類・保険・年金・失業給付の手続きを順番に進める

会社に行けない朝は、頭が真っ白になります。

でも、そこで無理に出社しなくてもいいです。

自分で言えないなら、外部の力を借りてください。

退職は、会社の許可をもらうイベントではなく、あなたの人生を守るための手続きです。

▼ 退職代行を比較して選ぶ

「今日から出社できない」「会社に自分で連絡できない」状態なら、労働組合系・弁護士系を中心に比較してください。

サービス名 料金 運営 向いている人
退職代行ガーディアン 19,800円 労働組合 有給交渉や引き止め対策を会社と交渉してほしい人
弁護士法人ガイア 25,300円〜 弁護士法人 未払い賃金やパワハラなど法的トラブルも合わせて対応したい人
退職代行モームリ 22,000円 民間企業 費用を抑えたい・シンプルに退職だけしたい人

よくある質問

Q. 始業30分前でも退職代行は間に合いますか?
A. 業者の対応状況によりますが、LINEで相談自体は可能です。大事なのは「今日出社できない」と最初に伝えることです。始業前後に会社へ連絡が入れば、無断欠勤状態を避けやすくなります。

Q. 退職代行を使った当日から会社に行かなくてもいいですか?
A. 有給がある場合は、有給消化を使って出社しない形を取れることがあります。有給がない場合でも、退職代行を通じて今後の出社が難しいことを会社へ伝え、退職日までの扱いを調整します。

Q. 会社から本人に電話が来たら出るべきですか?
A. 無理に出る必要はありません。着信履歴やメッセージを退職代行へ共有し、対応を任せてください。

Q. 退職代行を使うと転職先にバレますか?
A. 通常、転職先に退職代行の利用が自動的に伝わることはありません。離職票にも「退職代行を使った」と書かれるわけではありません。

Q. 有給は全部使えますか?
A. 有給の残日数や会社の対応によります。確実に有給消化を相談したい場合は、交渉ができる労働組合系・弁護士系の退職代行を選ぶほうが安全です。

Q. 貸与物はどう返せばいいですか?
A. PC、制服、社員証、健康保険証などは郵送で返却するのが一般的です。追跡番号が残る方法で送り、控えを保管しておくと安心です。

Q. 「消えたい」と思うほどつらいときも退職代行でいいですか?
A. その場合は、退職手続きより安全確保が先です。家族・友人・救急・相談窓口につながってください。退職の手続きは、安全な場所に移ってからでも進められます。

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