SES待機が続くと「自分が悪い」と思い込んでしまう
面談が進まない。
提案が少ない。
他のエンジニアも待機が続いている。
そんな状況が長引くと、
「スキル不足なのかな…」
「この会社で大丈夫だろうか」
と不安が広がるのは自然なことです。
私自身も、当時は
“待機=自分の実力不足”
だと本気で思い込んでいました。
SES待機は何ヶ月続くと危険?(判断基準)
一般的な目安は以下です。
- 1ヶ月:問題なし(よくある)
- 2ヶ月:単価・営業方針の見直しが必要
- 3ヶ月:更新が不安定になりやすいライン
- 4〜6ヶ月:契約終了が現実的になるゾーン
**IPA(2023)**の調査でも、
待機が慢性化している企業ほど離職率が高いと示されています。
厚生労働省も、長期間の不安定就労は
ストレス・心身負担の原因になると注意喚起しています。
→ この時点で「あなたの問題ではない可能性」は十分あります。
待機が長引く“本当の原因”はスキル不足とは限らない
以下に複数当てはまるなら、
会社側の構造・営業力の問題であるケースが多いです。
- 案件提案が極端に少ない
- 毎回、同じ案件だけ提示される
- 他の社員も長期待機
- マージンや単価が不透明
- 単価交渉をしてくれない
- フィードバックが曖昧
こうした状態は、
“あなたが悪いパターンではない”状況です。
私が抜け出したきっかけ(短く要点だけ)
当時の私は、待機=スキル不足だと思い込み、
完全に自信を失っていました。
ただ、一度だけ外の求人・案件動向を確認してみると──
私でも“必要としてくれる企業が驚くほど多い”。
その瞬間、
「会社が変われば、同じ自分でも見え方がこんなに違うのか」
と衝撃を受けました。
ここで理解したのは、
“案件がない=実力不足”ではなく
“今の会社では価値が市場に届いていないだけ”
という事実でした。
今すぐできる「待機から抜け出す5つの行動」
① 市場価値とスキルのズレを把握
React / TS / Java / AWS など需要の高い技術を確認。
② 営業に“具体的に”足りない点を聞く
曖昧なら、会社側の問題の可能性が高い。
③ 伸ばす技術を1〜2個に絞る
一点突破が最短ルート。
④ 経歴書を整えて提案力を上げる
成果と担当範囲を簡潔に書くだけで提案数が増える。
⑤ 複数社の営業力・案件傾向を比較する
1社のフィルターに依存しない。
抜け道:会社を変えるだけで状況は好転する
- 待機文化がない企業へ移る
- 自社開発・受託にキャリアチェンジ
- 評価制度が明確な会社を選ぶ
- 年収・働き方を改善する
案件の有無は“あなたの価値”ではなく、“会社の営業力の差”。
ここを理解すると、選択肢は一気に広がります。
まとめ:待機が続いても“あなたが悪い”わけではない
- 営業力
- 単価設定
- マージン
- 市場との相性
- 会社の方針
これらはすべて あなたではどうにもできない領域 です。
不安が強くなったら、
「自分の価値が届く環境か?」
ここを見直すだけで、状況は大きく前に進みます。
状態別の次の一歩
3ヶ月以上待機している
環境を変えてみたい
出典一覧(一次情報・公式データ)
- IPA(情報処理推進機構)
エンジニアの離職要因・企業属性に関する調査報告(2023)
https://www.ipa.go.jp/ - 厚生労働省
働く人のメンタルヘルス・ストレスに関する公式情報
https://www.mhlw.go.jp/ - 厚生労働省「不安定就労と心身負荷に関する注意喚起」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188000.html - 労働者健康安全機構(メンタルヘルス・労働負荷に関する資料)
https://www.johas.go.jp/

