失業認定申告書の求職活動欄の書き方|職業相談・応募・セミナーの記入例

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失業認定申告書を前にすると、求職活動をしたことは覚えていても、職業相談・セミナーは3欄(1)、企業へ直接応募した場合は3欄(2)という書き分けで手が止まりやすくなります。

先に結論をいうと、ハローワークや民間の職業紹介機関などを利用した活動は、原則として3欄(1)へ「活動日・利用した機関名・活動内容」を記入します。転職サイトや企業サイトから事業所へ直接応募した活動は、3欄(2)へ「応募先・応募日・方法・職種」などを記入します。

ただし、申告書はハローワークから渡された現物が最優先です。地域の案内や様式の版によって表記が異なる場合があるため、この記事の記入例を丸写しするのではなく、実際に行った活動だけを、認定対象期間の日付で正確に書いてください。

この記事では、2026年7月16日に確認した現行の公式記入例をもとに、求職活動欄だけを活動別に再現します。初回認定日までの手続き全体は、既存の案内へ分けています。

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まず確認:職業相談・セミナーと直接応募では書く場所が違う

求職活動欄では、どこを利用して活動したかで記入先を分けます。活動名だけで判断せず、次の表で「利用した機関」と「企業への直接応募」を分けてください。

実際にしたこと 主な記入先 書く内容
ハローワークで職業相談・職業紹介を受けた 3欄(1)の「ア」 活動日、ハローワーク名、相談・紹介の内容
許可・届出のある転職エージェント等で職業相談・職業紹介を受けた 3欄(1)の「イ」 活動日、事業者名、面談・紹介の内容
労働者派遣会社で具体的な就業相談・紹介を受けた 3欄(1)の「ウ」 活動日、派遣会社名、相談・紹介の内容
公的機関などの就職支援セミナーや個別相談付き説明会に参加した 3欄(1)の「エ」 活動日、主催者名、セミナー・説明会名
転職サイト・企業サイト・求人誌などを見て企業へ直接応募した 3欄(2) 応募先、部署・連絡先、応募日、方法、職種、応募経路

企業への応募でも、ハローワークや職業紹介事業者の紹介を受けて応募した場合は3欄(1)側で扱うのが基本です。どちらに書くか迷うときは、空欄のまま認定窓口で「この応募は(1)と(2)のどちらですか」と確認できます。

公式確認:厚生労働省は、求人への応募、ハローワーク等の職業相談・職業紹介、許可・届出のある民間機関の職業相談、公的機関等の講習・セミナーなどを主な求職活動として案内しています。一方、求人情報の閲覧や単なる登録だけは実績に含まれません。厚生労働省「Q&A~労働者の皆様へ」Q33・Q34

失業認定申告書の求職活動欄を図で確認

現行様式の3欄を、個人情報を含まない形で簡略化すると次の構造です。実物の欄名と配置を確認しながら書いてください。

3 失業の認定を受けようとする期間中に、求職活動をしましたか

(1)職業紹介機関・派遣会社・公的機関などを利用した活動

区分:ア/イ/ウ/エ | 活動日 | 利用した機関の名称 | 活動内容

(2)(1)以外で、事業所の求人へ直接応募した活動

応募先・部署・電話番号 | 応募日 | 応募方法 | 職種 | 応募経路

※これは記入位置を説明するための模式図です。公式様式そのものではありません。

申告する期間は、原則として前回の認定日から今回の認定日の前日までです。認定日当日に行った活動を、今回分として先に書かないでください。初回など期間の始点が分からない場合は、受給資格者のしおりと申告書に記載された認定対象期間を確認します。

記入例1|ハローワークで職業相談をした

ハローワークの窓口で希望職種や求人について具体的に相談した場合は、3欄(1)の「ア」に丸を付けます。単に求人検索端末を見ただけではなく、職員と相談した事実が分かるように書きます。

架空の記入例
活動日 令和8年7月2日
利用した機関の名称 ハローワーク○○
求職活動の内容 職業相談(一般事務の求人条件と応募書類について相談)

「相談」とだけ書くより、何について相談したかを短く添えると活動を説明しやすくなります。ただし、実際にはしていない相談内容や、紹介されていない求人を書き足してはいけません。

記入例2|ハローワークや公的機関のセミナーを受けた

再就職に役立つ求職活動支援セミナーや職業講習を受講した場合は、主催者によって3欄(1)の区分を選びます。ハローワーク主催なら「ア」、地方自治体など公的機関の主催なら「エ」が基本です。

架空の記入例
区分 エ(公的機関等)
活動日 令和8年7月8日
利用した機関の名称 ○○市しごと支援センター
求職活動の内容 応募書類作成セミナーを受講

参加証明書や受講完了メールを受け取った場合は、認定が終わるまで保管してください。オンラインセミナーは、動画を開いただけで実績になるとは限りません。主催者、内容、受講確認の方法を見て、申込み前または認定日前に管轄ハローワークへ確認します。

記入例3|転職エージェントで面談をした

許可・届出のある民間職業紹介事業者で、求人紹介や具体的な職業相談を受けた場合は、3欄(1)の「イ」が基本です。会員登録や求人メールの受信だけではなく、何を相談したのかを記録します。

架空の記入例
区分 イ(民間職業紹介事業者)
活動日 令和8年7月10日
利用した機関の名称 ○○キャリア株式会社
求職活動の内容 オンライン職業相談(営業事務求人の紹介を受けた)

事業者名は、サービス名だけでなく運営会社名が分かる状態にしておくと確認がスムーズです。面談予約メール、担当者名、面談日時、紹介求人のメールなどを一つのフォルダに残してください。

記入例4|転職サイトから企業へ直接応募した

転職サイトで求人を見ただけなら実績にはなりませんが、その求人へ応募すれば求職活動になります。職業紹介機関を介さずに直接応募した場合は3欄(2)へ書きます。

架空の記入例
事業所名・部署 青空サービス株式会社・採用担当
電話番号 申告者が確認した実在の応募先番号
応募日 令和8年7月12日
応募方法 インターネット
職種 一般事務
応募のきっかけ インターネット

上表の会社名は説明用の架空名です。実際の申告では、応募完了メールや求人票を見て、会社名、応募日、職種を正確に転記します。選考結果がまだ来ていない場合は、結果を作らず「選考結果待ち」など、現時点の状態を窓口で確認して書きます。

複数社へ応募した場合と同じ日に2つ活動した場合

複数の企業へ応募した場合は、原則として応募先ごとに記録します。欄が足りなければ、小さい字で詰め込む前に、別紙の使用方法や追加記入の方法を管轄ハローワークへ確認してください。

同じ日に職業相談と企業応募をした場合も、日付が同じだから自動的に1回または2回と決めつけないでください。求職活動の回数は活動の内容を確認してハローワークが扱うため、二つの事実をそれぞれ記録し、認定窓口で確認するのが安全です。

これは求職活動欄に書ける?迷いやすい行動

行動 公式案内上の基本的な考え方 次にすること
求人サイトを見ただけ 単なる閲覧は実績にならない 応募するか、職業相談へ進む
転職サイト・エージェントへ登録しただけ 単なる登録だけでは実績にならない 具体的な職業相談・求人紹介の日時を記録する
知人に仕事を紹介してほしいと頼んだ 単なる紹介依頼は実績にならない 企業への応募など客観的な活動へ進む
資格試験を受けた 再就職に役立つ国家試験・検定等は対象になる場合がある 試験名、受験日、受験票を持って確認する
企業説明会へ参加した 個別相談ができる説明会などは対象になり得る 主催者、内容、相談の有無、参加証明を確認する
職業訓練の選考試験を受けた 公式案内で求職活動に挙げる地域もある コース名、受験日を記録し、管轄窓口へ確認する

公式確認:ハローワークインターネットサービス「雇用保険の具体的な手続き」では、求職活動の主な範囲と、利用した機関へ事実確認を行う場合があることを案内しています。

書き間違えたら修正液を使わず、二重線で訂正する

2026年に確認できる東京ハローワークの記入案内では、黒のボールペンで記入し、訂正箇所は二重線で消して、朱肉を使う印鑑または自筆の署名・サインで訂正するよう案内されています。修正液・修正テープ・消せるペンは使いません。

誤記したときの順番

  1. 誤った文字だけを二重線で消す
  2. 申告書を受け取ったハローワークの案内どおり、訂正印または自筆の署名・サインを添える
  3. 近くの余白へ正しい内容を書く
  4. 欄が崩れた、訂正が多い、方法が分からない場合は認定窓口で書き直し方法を聞く

印鑑の要否や訂正方法は、手元の案内が優先です。申告書を汚したからといって認定日に行くことまで諦めず、書類をそのまま持って早めに窓口へ相談してください。

公式記入例:東京ハローワーク「失業認定申告書 記入例・注意点」愛知ハローワーク「失業認定申告書の書き方」

認定日前日にする5分チェック

  1. 前回認定日から今回認定日の前日までの日付だけを書いたか
  2. 職業相談・セミナーは3欄(1)、直接応募は3欄(2)へ分けたか
  3. 機関名・応募先・日付・職種をメールや求人票と照合したか
  4. 求人閲覧や登録だけを実績として数えていないか
  5. アルバイト、内職、収入、就職予定など求職活動欄以外の申告漏れがないか

求職活動欄が合っていても、働いた日や収入を申告しなければ申告書全体は正しくなりません。アルバイト・内職をした場合は、収入の有無にかかわらず該当欄を確認してください。

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よくある質問

職業相談で求人を紹介されなくても書けますか?

具体的な職業相談を受けたのであれば、求人紹介がなかったことだけで除外されるとは限りません。相談日、ハローワーク名、相談内容を記録し、実績としての扱いを管轄窓口で確認してください。

応募を取り下げた場合も書きますか?

認定対象期間中に実際に応募した事実は正確に申告します。取り下げた経緯や時期を聞かれたら説明できるよう、応募日と取下げ日を残してください。自分で活動を消すのではなく、扱いはハローワークに確認します。

求職活動の証明書は毎回必要ですか?

すべての活動で一律に同じ証明書を提出するとは限りません。ただし、ハローワークが利用機関などへ事実確認を行う場合があります。応募メール、求人票、面談予約、受講証明などは、少なくとも認定が終わるまで保管しておくと説明しやすくなります。

分からない欄は空欄のまま持って行ってもいいですか?

事前記入が基本ですが、推測で誤った内容を書くより、分からない箇所を特定して早めに窓口へ質問してください。認定日当日は混みやすいため、可能なら前日までに管轄ハローワークへ問い合わせます。

まとめ|活動先で3欄(1)と(2)を分ける

失業認定申告書の求職活動欄は、職業相談やセミナーをした機関と、企業へ直接応募した活動を分けて書きます。ハローワーク・民間の職業紹介機関・派遣会社・公的機関などを利用した活動は3欄(1)、それらを介さない企業への直接応募は3欄(2)が基本です。

書く前に、活動日、機関名、応募先、職種をメールや求人票で確認してください。求人閲覧や単なる登録だけを実績として書かず、実際に行った活動をありのまま申告します。

誤記は修正液で隠さず、手元の案内に従って二重線と訂正印または自筆サインで直します。判断に迷う欄は作り話で埋めず、申告書と活動記録を持って管轄ハローワークへ確認してください。

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