大型免許を取得予定・取得中なら、履歴書の免許・資格欄に「大型自動車第一種運転免許 取得に向けて教習中」などと、現在の状況が分かる形で書けます。取得時期の目安が立っていれば「2026年10月取得予定」のように補足しましょう。
まだ持っていない大型免許と、現在保有している普通・中型免許は別の行にします。この記事では、教習中・取得時期が未定・卒業検定合格後の記入例を紹介します。
大型免許を取得中の履歴書|免許・資格欄の記入例
以下は2026年9月に応募する人を想定した架空の例です。年月・保有免許・教習状況は、自分の情報に置き換えてください。
① 教習中で取得予定月の目安が立っている場合
| 年 | 月 | 免許・資格 |
|---|---|---|
| 2018 | 6 | 普通自動車第一種運転免許 取得 |
| 2021 | 3 | 中型自動車第一種運転免許 取得 |
| 大型自動車第一種運転免許 取得に向けて教習中 (2026年10月取得予定) |
この例では年・月欄に取得済みの年月を入れ、未取得の大型免許は説明欄の中に予定時期を書いています。予定月を年・月欄に記入する方法でも、「取得予定」まで同じ行に明記すれば取得済みとの区別ができます。応募先から入力方法の指定があれば従ってください。
教習所の予定表が卒業までの日程しか示していない場合は、免許センター等での手続きに行ける日も確認して目安を立てます。単に「早く取れそう」という期待で予定月を決めないようにしましょう。
② 教習中だが取得時期がまだ決まっていない場合
| 年 | 月 | 免許・資格 |
|---|---|---|
| 2021 | 3 | 中型自動車第一種運転免許 取得 |
| 大型自動車第一種運転免許 取得に向けて教習中 (取得時期未定) |
予約状況や勤務との調整で時期を見通せないときは、無理に月を入れず「教習中」と書きます。「入社までに取得できます」と断定するより、現時点で決まっている教習日程を説明できるようにしておきましょう。
③ 卒業検定に合格し、免許の追加手続き前の場合
| 年 | 月 | 免許・資格 |
|---|---|---|
| 2021 | 3 | 中型自動車第一種運転免許 取得 |
| 大型自動車第一種運転免許 取得予定 (指定自動車教習所卒業、2026年10月に免許の追加手続き予定) |
指定教習所を卒業しても、免許の追加手続き前なら「取得済み」とは書きません。上の例は卒業後の手続き日程を確認しているケースです。卒業検定に合格したことだけを伝えたい場合は、その状況を補足し、未取得である点も明確にします。
福岡県警察の運転免許試験手続きでも、大型免許等の指定教習所卒業者について、併記申請の必要書類や適性試験が案内されています。実際の受付・予約方法は住所地を管轄する警察の案内で確認してください。
「取得予定」「取得見込み」「教習中」はどう使い分ける?
大切なのは表現の使い分けだけでなく、未取得であること、現在どこまで進んでいるか、時期の目安があるかを伝えることです。「見込み」と書けば取得が確約されるわけではありません。
| 現在の状況 | 伝え方の例 |
|---|---|
| 教習中で時期の目安がある | 取得に向けて教習中(2026年10月取得予定) |
| 教習中で時期が未定 | 取得に向けて教習中(取得時期未定) |
| 入校日が決まっている | 取得に向けて2026年10月に教習所入校予定 |
| 取得したいが、申込みや日程は未定 | 保有免許の行には加えず、志望動機や面接で取得意欲を説明する |
大阪のハローワークが公開する応募書類の資料でも、自己アピールにつながる取得予定の資格や、取得に向けて勉強中である旨の記載が紹介されています。大型免許を使う仕事への応募では、具体的な準備状況を伝える材料になります。
まだ教習所に申し込んでいない場合の例
| 志望動機・面接で取得意欲を補足する例 |
|---|
| 現在は中型免許を保有し、4t車で店舗配送を担当しています。今後は大型車の運転業務にも携わりたく、大型免許の取得を希望しています。教習所への申込みはこれからのため、御社の取得支援制度と入社後の教習日程について相談させていただきたいと考えています。 |
これは取得支援制度のある求人に応募する場合の例です。制度がない会社に同じ文章を使ったり、申込み前なのに「取得中」と書いたりせず、募集内容に合う説明にします。
年・月欄は取得日?教習所の入校日?
取得済みの免許は実際の取得年月を書きます。入校した年月を大型免許の取得年月として書くと、すでに免許を持っているように読まれるため注意しましょう。
未取得の免許については、例①のように年・月欄を空けて説明欄に「教習中」と予定時期を入れると整理しやすくなります。この記載方法はリクルートダイレクトスカウトの運転免許の記載例でも紹介されています。
応募フォームに「取得済みの免許」だけを選ぶ欄がある場合は、大型免許にチェックを入れず、備考欄などで教習中であることを伝えます。未取得なのに取得日の必須欄へ仮の日付を入れる方法は避け、入力方法を採用担当者に確認してください。
「大型免許必須」の求人に取得予定で応募できる?
応募できるかは求人の条件によります。「大型免許必須」が応募時点の保有を求めているのか、入社までの取得でもよいのかを確認しましょう。「未経験歓迎」だけでは、大型免許を持っていなくても応募できるとは判断できません。
| 応募前に確認する文例 |
|---|
| 現在、中型免許を保有しており、大型免許は教習中で2026年10月の取得を予定しています。募集要項の「大型免許必須」は応募時点での保有が必要でしょうか。取得予定の段階でも選考を受けられるか、確認させてください。 |
入社可能日と大型免許の取得予定日は分けて伝えます。取得前から勤務を希望する場合は、現に保有する免許で担当できる業務や研修の有無を会社に相談します。取得支援制度がある場合も、利用条件と教習中の勤務の扱いを確認してから予定を合わせましょう。
配送の仕事が初めてで職歴欄や自己PRにも迷う場合は、運送経験がない人の履歴書の記入例に、アルバイト経験がある場合と就業経験がない場合の見本を載せています。
現在の配送経験と大型免許の取得予定を分けて書く
中型車で働いた経験がある人は、その経験を職歴欄で説明し、大型免許の取得予定は免許・資格欄に書きます。教習車での練習を「大型車の配送経験」として職歴に含める必要はありません。
たとえば職歴欄では「4t冷蔵車で食品の店舗配送を担当」と実務を示し、免許・資格欄で大型免許の教習状況を補足します。職歴欄の具体的な行の使い方は、次の記事に記入例を載せています。

応募後に取得できた・予定が変わった場合
選考中に大型免許を取得したら、採用担当者へ取得年月と免許の種類を連絡します。履歴書の再提出を求められた場合は、「取得予定」の行を実際の取得年月と「取得」に更新してください。
教習の延長などで予定が変わった場合も、入社日や担当業務の調整に関係するため分かった時点で共有します。履歴書には応募時点の状況を書き、その後の変化は連絡で補えば、採用担当者が現在の免許と予定を把握しやすくなります。
免許・資格欄を整えたら、職歴と応募理由もつなげて仕上げましょう。履歴書全体の欄別記入例は次の記事で確認できます。



