測量士補に合格したまま未登録|今から登録するには何が必要?

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測量士補試験に合格したものの、登録しないまま数年たってしまった方もいるでしょう。

測量士補の登録申請に期限はありません。
合格から数年たっていても、10年以上たっていても、試験合格という資格要件を満たしていれば今から登録申請できます。

ただし、測量士補試験の合格と測量士補名簿への登録は別です。
試験に合格しただけでは測量士補として登録されたことにはなりません。国土地理院へ登録申請を行い、測量士補名簿へ登録される必要があります。

合格証書をなくしていても登録できます。
試験合格者の登録申請では合格証書そのものを添付する必要はありません。合格番号などが分からない場合も、本人から国土地理院へ問い合わせて確認できます。

状況 登録できる?
合格から数年たっている 登録できる
合格から10年以上たっている 登録できる
合格証書を紛失した 登録できる
合格番号が分からない 本人から国土地理院へ照会できる
測量会社で働いた経験がない 試験合格による登録なら実務経験は不要

公式:国土地理院「試験及び登録に関するQ&A」
公式:国土地理院「試験合格により『測量士・測量士補』を登録される方」

測量士補は合格しただけでは登録済みになりません

測量士補試験に合格すると、測量士補になるための資格要件を満たします。

しかし、合格者が自動的に測量士補名簿へ登録されるわけではありません。
合格後に登録申請をしていなければ、現在の状態は「測量士補試験には合格しているが、測量士補としては未登録」です。

そのため、就職先などへ資格の状態を伝える場合は「測量士補試験合格」と「測量士補として登録済み」を分けて考える必要があります。

以前に登録した記憶はあるものの、登録番号が分からない場合は重ねて申請する必要はありません。
国土地理院は本人からの問い合わせであれば、登録番号や登録年月日の照会を受け付けています。

合格から何年たっていても登録できます

測量士補の登録申請には期限がありません。

「合格後○年以内に申請しなければならない」といった決まりはなく、時間がたったことだけを理由に試験合格が登録に使えなくなることもありません。

たとえば20代で試験に合格し、その後は測量と関係のない仕事をしていた方が、転職をきっかけに何年も後から登録することも可能です。

再び測量士補試験を受け直す必要もありません。

合格証書をなくしていても登録申請できます

合格から長期間たっていると、合格証書や受験票を紛失していることがあります。

合格証書が手元になくても、測量士補の登録申請はできます。

試験合格者が登録申請をする場合は、申請書に合格日付・受験地・合格番号を記載します。
合格証書そのものを登録申請書へ添付する必要はありません。

なお、紛失した合格証書そのものは再発行されません。
試験に合格したことを証明する書類が別途必要な場合は「測量士・測量士補試験合格証明願」を提出することで、合格証明書の発行を受けられます。

合格番号や合格年月日が分からなくても確認できます

合格証書だけでなく、何年に受験したのか、合格番号が何番だったのか分からない方もいるでしょう。

合格番号については、本人から国土地理院へ問い合わせれば確認できます。

国土地理院は問い合わせの際に、氏名・生年月日・受験地・おおよその受験年などを伝えるよう案内しています。

古い受験票や試験結果の通知が残っていれば先に確認し、それでも分からない項目を国土地理院へ照会すると手続きを進めやすくなります。

合格した当時から名字が変わっている場合は確認書類が必要です

結婚などによって、試験合格時と現在の氏名が異なっている場合は注意が必要です。

合格者名簿に記録されている氏名と現在の氏名が異なる場合は、変更前後の氏名を確認できる書類を添付します。

戸籍抄本などが該当します。
現在必要となる書類は登録申請書の記載要領を確認してから準備すると確実です。

測量士補の登録は郵送またはe-Govで申請できます

試験合格者の測量士補登録は、郵送またはe-Govによる電子申請で手続きできます。

測量士補の登録免許税は15,000円です。

郵送で申請する場合

国土地理院が公開している測量士・測量士補登録申請書を作成して提出します。

郵送申請では、登録後に登録通知書を受け取るための返信用封筒も必要です。
郵送方法や切手料金は変更される可能性があるため、発送前に国土地理院の最新の登録案内を確認してください。

e-Govで電子申請する場合

e-Govを利用すればオンラインでも登録申請できます。

電子申請の場合は返信用封筒を送る必要がありません。
登録後の登録通知書は、e-Gov上で電子公文書として発行されます。

ただし、測量士・測量士補の電子申請にはPC版のe-Gov電子申請アプリケーションが必要です。
スマートフォンだけで登録申請を完了することはできません。

公式:国土地理院「測量士・測量士補登録申請(電子申請)」

測量会社で働いていなくても登録できます

測量士補試験の合格を資格要件として登録する場合、登録前に測量会社で働いた実務経験は必要ありません。

そのため、測量会社への就職が決まる前に登録することもできます。

現在は測量と関係のない仕事をしている方や、勤務先がない方でも、それだけを理由に登録できなくなることはありません。

登録番号が出るまで50日程度を見ておきます

就職や転職をきっかけに登録する場合は、登録までにかかる期間にも注意が必要です。

登録申請を提出しても、その日に登録番号が発行されるわけではありません。

国土地理院が案内している登録までの標準事務処理期間は50日間です。
申請が集中する時期などは、さらに時間がかかる場合があります。

入社先から登録番号の提出を求められている場合は、登録申請を早めに進めた方がよいでしょう。

就職先から登録番号を求められたときの伝え方

会社から測量士補の登録番号を求められたことで、自分が未登録だったと気づくケースもあります。

まだ登録申請をしていない場合は「測量士補試験には合格していますが、登録申請はこれからです」と伝えると現在の状態が正確に伝わります。

すでに申請した後であれば「測量士補試験には合格しており、現在は登録申請中です」と伝えればよいでしょう。

登録には一定の日数がかかるため、会社が登録番号をいつまでに必要としているのかも確認しておくと安心です。

よくある質問

測量士補の登録に実務経験は必要ですか?

測量士補試験の合格を資格要件として登録する場合、実務経験は必要ありません。
測量会社へ就職する前でも登録申請できます。

合格から10年以上たっていますが登録できますか?

できます。
測量士補の登録申請には期限がないため、資格要件を満たしていれば合格から10年以上たっていても申請できます。

合格証書をなくしたら試験を受け直す必要がありますか?

必要ありません。
登録申請では合格証書そのものの添付は不要です。合格番号が分からない場合は本人から国土地理院へ問い合わせて確認できます。

合格証書は再発行できますか?

合格証書そのものは再発行されません。
合格したことを証明する書類が必要な場合は、合格証明書の発行を申請できます。

測量士補として登録した後に更新手続きはありますか?

ありません。
国土地理院は、測量士・測量士補の登録後に更新手続きはないと案内しています。

測量士補試験に合格した後、実務経験を積めば測量士になれますか?

測量士補試験の合格を資格要件とするルートでは、実務経験を積むだけで測量士として登録することはできません。

試験ルートから測量士になる場合は、測量士試験に合格する必要があります。
なお、登録された養成施設で必要な知識や技能を修得するルートなど、別の資格要件もあります。

まとめ

測量士補試験に合格した後、登録しないまま何年たっていても登録申請はできます。

合格証書を紛失していても問題ありません。
合格番号などが分からなければ本人から国土地理院へ問い合わせて確認できます。

これから登録する場合は、まず合格日付・受験地・合格番号を確認します。必要な情報をそろえたうえで、郵送またはe-Govから登録申請を進めます。

就職先から登録番号を求められている方は、登録まで50日程度かかることを考えて早めに申請しておくとよいでしょう。

参考資料