朝、起きようとすると体が鉛みたいに重い。
通勤を考えただけで、胸の奥がぎゅっとなる。
「また仕事か…」と思うだけで一日が灰色になる。
そんな自分を、無理に奮い立たせていませんか?
これは怠けではありません。
厚生労働省も、精神的負担が続くと意欲低下や身体症状が起きやすいと示しています。
出勤前のつらさは、心と体からの明確なSOSです。
出勤前につらくなるときのサイン
以下が続いていないか、まずチェックしてください。
・朝、体が重くて起き上がれない
・通勤のことを考えると憂うつ
・胃痛・頭痛・吐き気が出る
・朝の身支度に時間がかかる
・出勤前だけ動悸がする
・涙が出そうになる
・「行きたくない」が頭から離れない
1つでも強く当てはまるなら、注意が必要です。
なぜ「出勤前だけ」つらいのか?
理由は1つではありません。
・人間関係のストレス
・評価されない不公平感
・責任だけ重く、権限がない
・パワハラ・叱責が多い
・相談できる人がいない
・慢性疲労や睡眠不足
・職場の価値観が合わない
特に「相談しづらい雰囲気」と「評価の曖昧さ」は、厚労省もメンタル悪化要因として挙げています。
危険ラインチェック
当てはまるほど危険度が高いです。
・出勤前に吐き気がある
・涙が出ることが増えた
・週末でも疲れが抜けない
・会社のことを考えて眠れない
・食欲が乱れる(減る/増える)
・職場に着くまで不安が続く
・ミスが増える
・常に体が緊張している
身体症状が出ているなら、すでに赤信号です。
今日からできる対処法(無理なくできる順)
① つらかった瞬間をメモ
わずか1行でOK。
「いつ・どんな気持ち・どんな体調か」を残すだけで整理できます。
② 朝のルーティンを減らす
・通知を最小限に
・準備は前日に
・朝のタスクは“最小限”
負荷が下がると、つらさが軽くなります。
③ 信頼できる相手に短く話す
「最近、朝がつらい…」
このひと言だけで心の負担は減ります。
④ 産業医・人事・外部相談窓口を使う
厚生労働省も利用を推奨している正式な仕組みです。
相談は“していいもの”です。
⑤ 有休や休養を検討
限界まで頑張るより、早めの休息のほうが回復が早いです。
もしかして職場が原因?
環境を疑うべきサイン
・相談しづらい
・残業が常態化
・感謝が少なく叱責が多い
・人が辞め続けている
・責任だけ重い
・上司が問題を放置
これでは誰でもつらくなります。
あなたのせいではありません。
すぐ辞めなくていい
“逃げ道”を持つだけで心は軽くなる
・転職サイトで求人を保存
・副業や資格の勉強を始める
・半年後どうなりたいかメモを書く
選択肢が見えるだけで、朝の重さは半分になります。
結論
出勤前のつらさは、あなたの心と体からのブレーキサイン。
・初期サインに気づく
・原因を整理
・小さな対処から始める
・環境の問題を見る
・逃げ道を持って心に余裕を作る
この流れが、あなたの働き方と人生を守ります。
出典
厚生労働省:メンタルヘルス・セルフケア
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000189348.html
厚生労働省:過重労働による健康障害防止
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000148322.html
労働者健康安全機構
https://www.johas.go.jp/
