毎月の給料明細を見るたびに思う。
「…これ、いつ増えるんだろう?」
昇給の話は一切なし。
評価面談でも給料の話は濁される。
今は生活できている。
でも、5年後・10年後の収入がまったく見えない。
この不安、あなただけではありません。
厚生労働省『令和5年 雇用動向調査』でも、
「将来の昇給が見えないこと」が離職理由として多く挙げられています。
それだけ、
「昇給が起きにくい仕組みの会社」が実際に存在するということです。
そして、そうした会社では、どれだけ努力しても給料が上がりません。
ここが最大の問題です。
昇給しない会社の特徴
昇給の話が出ない職場には、次の共通点があります。
・昇給基準が明文化されていない
・評価は上司の主観頼み
・会社の業績が伸びていない
・人件費を増やさない方針
これは個人の努力以前の問題で、構造的に昇給が起きない環境です。
昇給が止まる理由
昇給が止まる原因は、大きく3つに整理できます。
- 評価制度が曖昧
- 給与テーブルが存在しない
- 会社の財務体力不足
厚生労働省『労働条件総合調査(令和5年)』でも、
「昇給制度が不明確な企業ほど離職率が高い」と報告されています。
将来の収入が見えない職場の危険サイン【チェックリスト】
3つ以上当てはまれば、将来の収入は期待しにくい環境です。
・3年以上昇給していない
・昇給額が事前に分からない
・年収モデルが存在しない
・同年代より明らかに年収が低い
・人の入れ替わりが激しい
不安の正体は“気のせい”ではありません。
収入が上がらない職場に居続けるリスク
・スキルが市場水準からズレる
・転職しづらくなる
・年齢だけ重なり選択肢が減る
一番のリスクは「何も決めないまま時間が過ぎること」です。
今すぐ辞めなくてもできる現実的な対処法
・転職サイトで年収相場を見る
・自分の職種×年齢の平均年収を調べる
・面接を1社だけ受けてみる
・副業で月1万円を作る
小さな行動でも、止まらないことが大事です。
ここで一度、距離を置く“選択肢”も持っておく
給料の話がしづらい、相談しても進まない。
不満はあるけど上司が威圧的で話せない。
そんな状況なら、動けなくなる前に「外部の手を借りる」という選択肢もあります。
今の会社以外で “自分の価値” を知っておく
今の給料だけがあなたの価値ではありません。
「現状がまずいかも」と思ったら、
まずは“いまの自分の市場価格”を知るだけで視界が変わります。
環境を変える判断基準は「未来が説明できるか」
この質問に、会社は答えられますか?
「この会社で5年後、年収はいくら?」
答えられないなら、
その職場はあなたの未来を設計していません。
結論|昇給の話が出ないなら、今は辞めずに備える
今すぐ辞める必要はない。
でも、何もせずに時間だけ過ぎるのは危険です。
将来の収入は、準備を始めた瞬間に少しずつ見えてきます。
あなたの価値は、今の会社だけでは決まりません。
今できる行動(まとめ)
▶ 今の市場価値を知る
あなたの年齢×職種の相場を把握すると、いまの収入が適正かすぐ分かります。
▶ 自分で伝えにくいときは、第三者に任せる方法を見る
給料の相談・退職の切り出しが難しいなら、外部の窓口を使う選択肢もあります。
▶ 給料・評価に強い不満がある人へ
辞めるか残るかはその後で十分です。
出典一覧
※本文で参照した公的データ
・厚生労働省『令和5年 雇用動向調査』
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/11-23.html
・厚生労働省『労働条件総合調査(令和5年)』
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/4-23.html

