上司の言い方が、毎回ねちねちしてつらい。
正面から怒鳴られるわけじゃないのに、じわじわ気力が減る。
人前で遠回しに言われると、逃げ場がなくてきつい。
ミスは直そうとしている。
でも残るのは反省じゃなく、
「自分ってダメなんだ」という感覚だけ。
大きな失敗はしていないのに、同僚やお客さんの前で言われる。
「それ、前も言ったよね?」
「まあ…普通は気づくと思うけど」
・○○さんならできるんだけどね
・うーん、なんか違うんだよなあ
(具体性なし)
この“ねちねち”が、一番きつい。
この記事でわかること
- ねちねち上司がそうなる理由
- ねちねち指摘への対処法(人前含む)
- 我慢か退職かの判断ライン
ねちねち上司がつらいのは、あなたの能力の問題ではない
結論。
そのつらさは、気のせいでも甘えでもありません。
ねちねちする人は、
伝え方と人との関わり方が下手です。
能力や根性の問題にされがちですが、実態は違います。
多くの場合、
「指導」の形を取ったストレス発散になっています。
何を直せばいいかは言わない。
でも、不安になる言い方だけは残す。
その結果、反省ではなく、
「自分ってダメなんだ」という感覚だけが残る。
それは指導ではありません。
あなたの能力の問題でもありません。
ねちねち上司が生まれる理由(指導が下手なケース)
① 指示が曖昧で具体的な改善点を言えない
本来なら
「ここをこう直して」「次はこれで」
と言うだけなのに、
「前も言ったけど」
「分かると思った」
「言わなくても分かるよね」
みたいに、曖昧にします。
曖昧だと、上司は責任を負わずに済むからです。
② 部下より優位に立ちたい心理がある
ねちねちは、相手のペースを乱せます。
すぐ怒鳴るより“後から効く”ので、支配感を得やすい。
「相手を良くする」より、
「相手を下に置く」が目的になっていることがあります。
③ 人前で注意して立場や空気を支配したい
客前・同僚前で言うのは、指導ではなく演出です。
自分が正しい側
あなたが未熟な側
この構図を周りに見せたいだけ。育成とは別物です。
ねちねち上司への具体的な対処法(人前での対応含む)
① 感情ではなく作業内容の話に戻す
ねちねちは感情。業務に戻すと弱いです。
使える返し:
「どの手順を変えればいいですか?」
「優先順位は何が一番ですか?」
「次回の合格ラインを具体的に教えてください」
ポイントは、短く・淡々と・具体を取りに行くこと。
相手が濁したら「じゃあ次はここを守ります」で切ります。
② 人前でのねちねち指摘は場を外す
人前のねちねちは“見せること”が目的です。
「お客さんがいるので、後で確認させてください」
「裏でメモ取りたいので、場所移していいですか」
丁寧に言えば角は立ちにくい。
舞台がなくなると、続かないことが多いです。
③ やったことを記録して事実を可視化する
ねちねちは「曖昧に責める」が武器です。
だから、あなた側は業務の事実を増やします。
- 教わった内容をメモ
- その通りにやった記録
- いつ・誰に・何を確認したか
これは、仕事を正しく進めるための記録です。
これだけで、
相手の「言った/言わない」「気づかなかったよね?」が通りにくくなります。
④ 発言や状況を記録して自分を守る
こちらは、身を守るための事実です。
- 日付
- 場所(客前など)
- 言われた言葉
- その時の状況
感情は短くでOK。
主役は事実です。
万一、相談先(店長・本部・労基など)に行く時も材料になります。
対処しても改善しない場合は職場環境の問題
次が揃っているなら要注意です。
人前で繰り返す
具体策を言わない
こちらが質問すると機嫌が悪くなる
褒めや感謝がほぼゼロで、粗探しだけ
このタイプは、あなたが頑張るほど消耗します。
我慢で報われる可能性は低いです。
ねちねち上司に耐えるべきか辞めるべきかの判断ライン
辞めていいラインは、わりとシンプルです。
出勤前に吐き気・動悸が出る
休日も言葉が頭から離れない
ミスが増えた(萎縮で精度が落ちている)
相談しても改善しない/上が止めない
この場合、環境を変えるコストが比較的低い。
壊れてからでは遅いので、
「まだ動けるうちに」が大事です。
もし、
「上司個人」だけでなく、
職場の人間関係全体としてどう判断すべきかを整理したいなら、
こちらで安全基準からまとめています。

