気づけば今日も、やることが減らない。
むしろ増えていく一方で、どれから手をつければいいか分からない。
「業務過多なのは分かってるのに、誰も減らしてくれない」
「人手不足だから仕方ない」で片付けられ、
いつの間にか“できる人”ばかりが削られていく。
真面目な人ほど、
「自分の段取りが悪いだけかも」と自分を責めてしまいがちです。
でも、仕事が回らないほどの業務過多は“個人の問題”ではなく、職場の構造の問題です。
厚生労働省も、過剰な業務負担や長時間労働は
ストレス反応やメンタル不調を招きやすいと注意喚起しています。
業務過多・人手不足の職場で起きていること(原因)
・1人あたりの担当範囲が広すぎる
・退職者の仕事がそのまま周囲に上乗せされる
・「とりあえずお願い」が積み重なり役割が曖昧
・“残業して回して当たり前”の空気が根付いている
この状態では、どれだけ工夫しても
「仕事が回らない」が初期設定になります。
仕事が回らない状態が続くとどうなるか(危険サイン・過労リスク)
・頭が常にパンパンになりミスが増える
・休みの日も仕事が頭から離れない
・睡眠の質が落ちて疲れが抜けない
・「自分がダメだ」と自己否定が強まる
とくに長時間労働が続くと、
健康障害のリスクが急増することは厚労省も明確に示しています(いわゆる「過労死ライン」)。
真面目な人ほど、限界を越えた瞬間に一気に折れます。
今日からできる小さな対処(今すぐできること)
完璧を目指さず、「少しマシにする」方向へ。
● タスクを“今日やる / 後回しOK”に分ける
全部同じに見えると潰れます。まずはざっくり分類して上司に共有。
● “今週中でOK”を無限に引き受けない
「今週はここまでならできます」とキャパを先に出す。
● “できない量”は感情ではなく事実で伝える
「つらい」ではなく、
「この量だと残業前提でミスも増えています」のほうが通りやすい。
それでも変わらないなら、環境の問題を疑っていい(判断基準)
・誰かが常に潰れかけている
・人が辞めても補充されない
・業務改善の話が形だけで進まない
・根性論が支配している
こうした特徴がある職場は、
人を入れ替えながら回す仕組みになっている可能性があります。
あなたの頑張りで改善できるフェーズではありません。
会社とのやり取りだけ手放す“逃げ道”もある(抜け道)
業務過多で限界が近いと、
上司に「無理です」と言う気力すら残らないことがあります。
そんなときは、
会社との連絡・手続きを第三者が代行してくれるサービスを使う方法もあります。
・自分で説明しなくていい
・顔を合わせなくていい
・負担が一気に軽くなる
「ここまで来たら限界かもしれない…」と思うなら、
仕組みだけでも一度チェックしておくと安心です。
▶ 第三者に手続きを任せる方法
▶ 今の待遇が適正か確認する方法
▶ 働き方を見直す選択肢まとめ
結論
業務過多で仕事が回らないのは、あなたの努力不足ではありません。
・状態を客観的に見る
・タスクとキャパを整理する
・業務量として相談する
・改善されないなら“職場の問題”と認識する
・いつでも抜けられる“逃げ道”を確保しておく
この流れが、潰れる前に自分を守るための最低ラインです。
出典(URL付き)
厚生労働省:ストレスとメンタルヘルス
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000183366.html
労働者健康安全機構:働く人のメンタルヘルス
https://www.johas.go.jp/

