未経験でプログラマーになった私。
今では普通に業務こなしていますが入社前は不安でいっぱいでした。
私のスキルで役に立つのだろうか…
資格なしで業務についていくことなんてできるのだろうか…?
馬鹿な私でもプログラマーになっていいのだろうか?
正直プログラマーは頭が良いイメージしかなかった私は入社前から、私では無理だと勝手に思い込んでいた
実際にプログラマーになって
正直、始めてのアサインされたプロジェクトでは何もできなかった…
何もできないどころか、質問ばかりで逆に作業の邪魔しまくっていた。
アラサーが20台前半に質問攻めの邪魔しまくり。
ここ教えていただきたいんですが
そのくらい自分で調べてください 。
調べてもわからなかったので …
はぁ …
忙しいんだよね。
この段階でもう駄目だと…
ストレスで毎日会社に通うのが嫌だった。
入社してたった1か月でもうやめてしまいたいと思っていた。
だが私が踏みとどまった理由
それはお金だけだった…
初めての給料は手取り20万ちょい。
少ない?
当時の私には恐ろしいほどの大金であった。
20万あれば仕事辞めても大丈夫なんじゃねと思えたほどだ。
20万あれば2か月は働かなくても生きていけると考えた。
私はそのくらい腐った人間であった。
とりあえず今つらいから逃げたい。
いつ辞めようか考えながら毎日過ごしていた。
何も役に立たなかった職業訓練
職業訓練で学んだことが最初は全く通用しなかった。
意味のないことをずっと学んでいた…
そう思えた。
自分でシステムを作れるようになって、何か勘違いしていたんだろう。
職業訓練で習ったのと同じようにシステムを作っていくんだろうなー。
なんて思っていたのに全く違った…
システム開発のしかたが全く違う
私が作っていたWEBシステムは個人で趣味程度でやっているくそみたいなものなんだなって思い知らされた。
会社でシステムを作るときはセキュリティー&客の指定する言語など。
自分のやったことない未知のことを要求してくる。
私はJAVA得意だからJAVAがいい。
なんて言えたらいいのだが、そんなことが許されるわけがなく、客の指定してきた言語を使う。
何から何までわからなかった。
使えない人間の烙印
私は何もやってもダメだった。
コミュニケーションも取れない。プログラムもかけない。
新卒なら許されることだがもうすぐ30歳。
人生終わってる。
当然ながら初めてアサインされたプロジェクトでは
くさおさんの変わりに誰かいませんか。
当然ながらこういう話になる…
私はプロジェクトを外され別の現場に移った。(飛ばされた・・・)
自分のフィールドで戦いはじめる①
仕事のできない私は違う現場でテスターの仕事をすることになった。
もうプログラマーではなかった。
ブラウザーをポチポチしておかしいところがないかをチェックする仕事である。
誰でもできる仕事に回されたわけだが正直安心した。
やっと苦手なプログラミングから離れてストレスがなくなったと…
周りを見ると落ちこぼれの集まりのように見えた。
何をやりたいとか目的がなさそうで、ただ時間をお金に換えているような働き方の人たちの集まりだ。
そこでの会話はゲームとギャンブルの話しかしていなかった。
でもそんな中にいると安心した。
総合的にはダメでも、1つ特化しているものがあればいける
テスターの現場で働き始めて1か月くらいたったころあたりに、私は仕事ができないから別の現場へまた飛ばされた。
テスターの仕事もろくにできない…
自社の人はあきれていたと思う。
次の現場が決まらなかった私は自社の開発の手伝いを任された…(邪魔だから適当に放置するため)。
結構大きなプロジェクトで、私が行っても邪魔するだけだろうななんて思っていた。
しかし、そのプロジェクトで私は重宝されることになる。
頑張ってきたことは無駄にはならない
新しくアサインされたプロジェクトではフロント側(WEBサイトの画面を作る人)を任された。
どうせまた通用しないんだろうなと思っていたが、そんなことはなかった…
管理画面なのでそんなに難しいレイアウトではなく、凄くシンプルなものだった。
私は金儲けのために、くだらないWEBシステムを作っていた(詳細は過去の記事参照)んだが作り方がほぼ同じだったからだ。
ほぼ同じだから普通に作れた。
周りはくさおにできるわけがないと思っていたんだろう…
どんどん私に仕事をくれるようになっていった。
できることを伸ばす
プログラマーになってもうすぐ3年。
私は、プログラマーには必須と呼ばれる知識(GIT、リナックスコマンドetc…)はもっていない。
新卒の専門学校卒のほうが総合的にみると優れているかもしれない。
だが、HTML、CSSなどの知識は会社で一番できると思う。
HTML、CSSなんて誰でもできるじゃん…
と思うかもしれないが、求めてくれる人はいる。
まとめ
勉強をしていく中で、これは得意だけど、こっちは得意じゃない・・・
みたいなことは絶対にあると思う。
得意じゃないからやらないって選択肢はないけれど、手を抜くのはありだと思う。
ただ手を抜くのではなくて、手を抜いた分得意なほうに全力を注ぐ。
誰よりも得意な事については負けないという物を作る事ができれば、この業界食っていけると思う。
努力しているのに、結果が出ない。
それは貴方がダメなのではなくて環境が悪いということがあるって事を考えてみると活躍できる幅が広がると思う。
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