MOS資格の履歴書への書き方|正式名称・取得予定・古いバージョンの記載例

MOS資格の履歴書への書き方|正式名称・取得予定・古いバージョンの記載例のアイキャッチ画像 おすすめ・コース選び

MOSに合格したのに、履歴書へ「MOS Excel取得」とだけ書いてよいのか迷うことがあります。正式名称は長く、365・2019・Expertの置き場所も分かりにくい。受験前なら「取得予定」と書いてよいのか、古いMOSは書かない方がよいのかも判断しづらいところです。

一科目の合格なら、基本は資格名+科目+バージョン+レベル+「合格」の順で書きます。たとえばMOS 2019のExcel一般レベルなら、「Microsoft Office Specialist Excel 2019 合格」です。一般レベルはレベル名を省略でき、上級レベルには「Expert」を付けます。

受験前は「取得予定」より「受験予定」と書く方が正確です。まだ試験日を決めていないなら資格欄へ合格したように書かず、自己PR欄などで「学習中」と伝えます。

まず、手元の試験結果レポートまたはデジタル認定証を開いてください。履歴書では、認定証にある科目とバージョンを写すのが最も確実です。

最短の記載例

令和8年7月 Microsoft Office Specialist Excel 365 合格

令和8年7月 Microsoft Office Specialist Word 365 Expert 合格

令和8年9月 Microsoft Office Specialist Excel 365 受験予定

MOSを履歴書に書くときの5要素

記載内容は、次の順に分けると迷いません。

  1. 年月:合格した年月。受験前は予定している受験年月
  2. 資格名:Microsoft Office Specialist、またはマイクロソフト オフィス スペシャリスト
  3. 科目:Excel、Word、PowerPointなど
  4. バージョン・レベル:365、2019、2016、Expertなど
  5. 結果:一科目は「合格」、複数科目の称号は「取得」

MOS公式:合格後・合格認定証に関するよくある質問では、MOS 2019のExcel一般レベルを「Microsoft Office Specialist Excel 2019 合格」、MOS 2016のExcel上級レベルを「マイクロソフト オフィス スペシャリスト Excel 2016 Expert 合格」とする例を示しています。英語表記、カタカナ表記、略称「MOS」のいずれも使用可能と案内されています。

一科目に合格した場合の記載例

一般レベルの一科目なら、「スペシャリスト」や「アソシエイト」というレベル名を科目の後へ書かなくても構いません。WordとExcelの上級レベルだけ「Expert」を付けます。

合格内容 履歴書の記載例
Excel 365 一般 Microsoft Office Specialist Excel 365 合格
Word 365 一般 Microsoft Office Specialist Word 365 合格
PowerPoint 365 一般 Microsoft Office Specialist PowerPoint 365 合格
Excel 365 上級 Microsoft Office Specialist Excel 365 Expert 合格
Word 365 上級 Microsoft Office Specialist Word 365 Expert 合格
Excel 2019 一般 Microsoft Office Specialist Excel 2019 合格
Word 2016 上級 Microsoft Office Specialist Word 2016 Expert 合格

MOS 365の表記:MOS 365の試験概要では、公式サイト上の分かりやすい科目表記と、試験結果レポート・合格認定証に表示される科目名が異なると案内されています。応募書類では、手元の正式な認定証の表記を優先してください。

「取得」と「合格」はどちらが正しい?

一科目なら、MOS公式の例に合わせて「合格」と書くのが分かりやすいです。Associate、Expert、Masterなど、所定の複数科目に合格して認定される称号は「取得」と書きます。

「MOS Excel 365取得」でも意味は伝わりますが、公式例にそろえるなら「Microsoft Office Specialist Excel 365 合格」とします。

ExcelとWordなど複数科目に合格した場合

履歴書の行に余裕があるなら、一科目ずつ分けると採用担当者が確認しやすくなります。取得年月が違う場合も、それぞれの合格年月で書きます。

令和8年5月 Microsoft Office Specialist Excel 365 合格
令和8年7月 Microsoft Office Specialist Word 365 合格

同じ月に複数科目へ合格し、記入欄が狭い場合はまとめる方法もあります。

令和8年7月 Microsoft Office Specialist Excel 365・Word 365 合格

ただし、ExcelがExpertでWordが一般など、レベルが違う場合はまとめない方が誤解を防げます。

MOS Associate・Expert・Masterの書き方

一科目の「上級レベル」と、複数科目で認定される「MOS Expertの称号」は別です。称号の認定証が発行されていることをデジタル認定証で確認してから書いてください。

称号 公式例に沿った記載
Associate Microsoft Apps 365 Microsoft Office Specialist Associate Microsoft Apps 365 取得
Associate 2019 Microsoft Office Specialist Associate 2019 取得
Expert Microsoft Apps 365 Microsoft Office Specialist Expert Microsoft Apps 365 取得
Expert 2019 Microsoft Office Specialist Expert 2019 取得
Master Microsoft Office Specialist Master 取得

称号の公式表記:MOSの称号に関するよくある質問に、Associate、Expert、Masterを履歴書へ書く例が掲載されています。複数の受験者IDで科目に合格している場合は、IDを統合しないと称号へ認定されない点にも注意してください。

称号だけでは応募先が知りたい科目が伝わりにくい場合があります。資格欄に余裕があれば、称号の次に「認定科目:Excel 365、Word 365、PowerPoint 365」のように補足するか、自己PR欄で使える操作を説明します。

受験前は「取得予定」より「受験予定」と書く

まだ合格していない資格を「取得予定」と書くと、合格が決まっているように読めます。試験日を予約済み、または受験月が決まっているなら「受験予定」が正確です。

受験日・受験月が決まっている

令和8年9月 Microsoft Office Specialist Excel 365 受験予定

面接前に合否が分かる場合は、応募書類提出後でも面接時に「○月○日に合格しました」と更新できます。履歴書へ書いた予定日を変更した場合は、そのままにせず説明できるようにします。

学習中だが、試験日は決まっていない

資格欄へ「取得予定」とは書かず、自己PR欄や本人希望欄ではなく、学習状況を説明できる欄に次のように書きます。

Excelの操作力向上のため、Microsoft Office Specialist Excel 365の受験に向けて学習中です。現在は表作成、基本関数、グラフ作成を練習しています。

「いつか受けたい」だけなら、資格名を置くより、現在できる操作を具体的に書く方が応募先の判断材料になります。

履歴書の公式資料:ハローワークの履歴書作成資料では、正式名称、古い順の記載を基本とし、有利な資格であれば「○○受験予定」「○○講座受講中」といった学習状況も記載できると案内しています。

MOS 365&2019は「MOS 2019」と書く

以前の試験名「MOS 365&2019」で合格した科目は、履歴書ではMOS 2019として記載するようMOS公式サイトが案内しています。資格が無効になったわけではなく、バージョン名が変更されたものです。

Microsoft Office Specialist Excel 2019 合格

名称変更:MOS公式「名称変更に関するよくある質問」は、MOS 365&2019とMOS 2019は同じ試験であり、履歴書にはMOS 2019と記載するよう案内しています。

MOS 2016・2013・2010など古いバージョンも書ける

古いバージョンへ合格した事実が消えるわけではありません。MOS 2016以前でも、科目とバージョンを明記して履歴書へ書けます。

  • Microsoft Office Specialist Excel 2016 合格
  • Microsoft Office Specialist Word 2013 合格
  • Microsoft Office Specialist Excel 2010 Expert 合格

ただし、応募先がMicrosoft 365を使用している場合、古い資格だけで現在の操作力まで自動的に証明できるとは限りません。資格名を消す必要はありませんが、最近Excelで作った表、使用した関数、現職での資料作成などを自己PRや職務経歴書で補います。

2025年9月24日以降のMOSには5年の有効期間表示がある

2025年9月24日以降に合格したMOS科目には、合格日から5年間の有効期間がデジタル認定証へ表示されます。これは最新スキルであることを示す期間です。有効期間を過ぎても、資格自体が無効になるわけではなく、合格履歴はデジタル認定証に残ります。

2025年9月24日より前に合格した科目には、この有効期間は設定されません。古い資格を「期限切れで失効した」と誤って書かないでください。

有効期間:MOS公式「有効期間追加のお知らせ」試験全般のよくある質問で、開始日、5年間という期間、期間経過後も資格自体は無効にならないことを確認できます。

MOUS・MCASで取得した資格の書き方

MOUS、MCAS、MOSは名称が変更された同一系統の試験です。MOS公式は、MOUS・MCASで取得した資格も現名称の「Microsoft Office Specialist」で記載してよいと案内しています。

認定証の科目と対象バージョンを確認し、現在の名称へ直して書きます。古い認定証の名称をそのまま略して書くより、面接担当者が認識しやすくなります。

職業訓練でMOSを学んでいる場合の書き分け

職業訓練の受講歴とMOS資格は、同じ行へ混ぜません。合格済みMOSは資格欄へ、職業訓練の受講中・修了は学歴・職歴欄または職務経歴書の研修・訓練欄へ分けます。

MOSは合格済み、職業訓練は受講中

資格欄:令和8年6月 Microsoft Office Specialist Excel 365 合格
職歴等:令和8年4月 公共職業訓練 ○○科 入校(令和8年9月修了予定)

MOSは受験予定、職業訓練は受講中

資格欄:令和8年8月 Microsoft Office Specialist Word 365 受験予定
職歴等:令和8年4月 求職者支援訓練 ○○科 受講中

職業訓練の書き方、修了予定、自己PR全体を整える場合は、資格欄だけでなく履歴書と職務経歴書の役割を分けてください。

職業訓練中の履歴書・職務経歴書の書き方|受講中・修了予定・自己PRの例文
職業訓練中の履歴書・職務経歴書の書き方を、受講中・修了予定・修了済み・途中退校の記入例と自己PR例文で解説。学歴欄・職歴欄で迷う場合の判断や、訓練内容を応募先で使える力へ変える方法も紹介します。

MOSを書いても、実務で何ができるかを一行足す

MOSはOffice製品の操作スキルを示す材料ですが、採用を保証する資格ではありません。履歴書の資格欄には正式名称を書き、職務経歴書や自己PRでは応募先が使う操作へ変換します。

資格 応募先へ伝える操作例
Excel一般 表作成、基本関数、並べ替え、フィルター、グラフ
Excel Expert 高度な関数、ピボットテーブル、データ分析、マクロ記録など、実際に使える範囲
Word一般 社内文書、表、画像、スタイル、印刷設定
Word Expert 長文管理、差し込み印刷、索引・引用など、応募先に関係する範囲
PowerPoint スライド作成、図表、発表資料、既存資料の修正

資格の出題範囲をすべて自己PRへ並べる必要はありません。求人票の仕事内容に近い操作を2〜3個選び、「前職で使った」「訓練課題で作った」「日常的に練習している」のどれかを添えます。

事務・バックオフィスは職業訓練で目指せる?AI時代に選ぶべき資格と就職の考え方
事務・バックオフィスは、職業訓練からでも目指せます。ただし、未経験から「一般事務だけ」を狙うと、応募先が限られたり、AIやシステム化で任される仕事が狭くなったりする可能性があります。これから選ぶなら、PC操作だけでなく、経理・営業事務・医療...

MOSの履歴書記載でよくある間違い

科目を書かず「MOS取得」だけ

ExcelなのかWordなのか、一般なのかExpertなのかが分かりません。科目・バージョン・レベルを書いてください。

一般レベルに「Expert」と付ける

一般と上級は別の科目です。手元の認定証にExpertと表示されていないなら付けません。

受験前なのに「合格」「取得」と書く

受験日が決まっていれば「受験予定」、日程未定なら自己PRで「学習中」とします。

古いMOSを最新バージョンへ書き換える

MOS 2016へ合格した人がMOS 365合格と書くことはできません。名称変更されたMOS 365&2019は2019と書きますが、別バージョンへ勝手に更新しないでください。

合格年月を受講修了月で書く

職業訓練の修了月ではなく、そのMOS科目へ合格した年月を書きます。デジタル認定証や試験結果レポートで確認してください。

MOS資格と履歴書についてよくある質問

履歴書では正式名称でないとだめですか?

MOS公式は英語表記、カタカナ表記、略称「MOS」のいずれも使用可能としています。ただし、科目・バージョン・Expertの有無が分かる形にするのが安全です。

認定番号は書きますか?

履歴書に認定番号を書く欄がなければ、通常は資格名と合格年月で足ります。提出先の様式で番号を求められた場合は、デジタル認定証のPDFで確認します。確認できない場合の扱いは提出先へ聞いてください。

古いMOSは書くと逆に不利ですか?

合格した事実は書けます。古さが気になる場合は削除するのではなく、現在も使っているExcel・Wordの操作を職務経歴書で補足してください。資格欄が埋まる場合は、応募職種との関連が高い資格を優先します。

MOS 365の有効期間が切れたら履歴書から消しますか?

期間が経過しても資格自体が無効になるわけではなく、合格履歴は残ります。取得年月と科目を正確に書き、必要なら現在の操作経験を補足します。「有効期限内の資格のみ」と応募先が指定している場合は、その条件に従ってください。

ExcelとWordのどちらを先に書きますか?

基本は合格年月の古い順です。同じ月なら、応募先との関連が高い科目を先にしても読みやすくなります。年月と科目が正確なら、順番だけで評価が大きく変わるものではありません。

まとめ:認定証を見て、科目・版・レベルまで写す

MOSを履歴書へ書くときは、合格年月、資格名、科目、バージョン、レベル、合格の順にそろえます。一科目は「合格」、複数科目の称号は「取得」が公式例に近い書き方です。

受験前なら「取得予定」と断定せず、日程が決まっている場合は「受験予定」、日程未定なら自己PRで「学習中」と書きます。MOS 365&2019は2019として記載し、古いバージョンは実際に合格した版を変えずに書いてください。

迷ったら、デジタル認定証の表記をそのまま確認するのが最も確実です。資格欄へ正式名称を書いたら、応募先で使えるExcel・Wordの操作を職務経歴書に一行足してください。

タイトルとURLをコピーしました