MBTI認定ユーザーの費用と難易度|知らないと損な5つの真実

仕事内容/適性

MBTIが好きで、いっそ「正式に扱える資格」を取ってみようか。

そう思って費用を調べると、出てくるのは「約11万円」という金額です。

正直、軽く出せる額じゃないですよね。

「これ、払って元が取れるの?」「自分でも取れる難しさなの?」——そこで手が止まっている人は多いはずです。

先に結論をまとめます。

  • 費用:研修の受講料が約11万円〜。更新費なども入れると初年度は15万円前後。
  • 難易度:低い。試験ではなく「4日間の研修を受けて課題を出す」修了型で、まじめに参加すればまず落ちません。
  • 収入になるか:資格そのものでは増えません。人事・研修・キャリア支援など「使う場所」がある人だけ、投資を回収できます。

この記事では、費用・難易度・取得の流れに加えて、いちばん気になる「収入につながるのか(費用対効果の現実)」を、よく見せずに正直にまとめました。

読み終わるころには、自分が「取るべき側」か「いったん見送る側」かが、はっきりするはずです。

MBTI認定ユーザーとは?無料診断との違い

まず、大事な前提から。

ネットで流行っている「16タイプ診断」と、正式なMBTIは別物です。

ここを混同していると、「無料でできるのに、なぜ資格がいるの?」が分からないままになります。

正式なMBTIは「対話」がセット

正式なMBTIは、質問に答えて終わりではありません。

認定ユーザーと1対1で話す「フィードバック・セッション」を通して、自分のタイプを確かめます。

つまりMBTI認定ユーザーとは、検査をして、その結果を本人に正しく伝えられる人のことです。

「診断する人」というより「結果を一緒に読み解く人」だとイメージしてください。

無料診断は「MBTIに似た別のテスト」

16Personalitiesなどの無料診断は、MBTIの考え方を参考にした“別物のテスト”です。

MBTIの名前を管理している日本MBTI協会とは関係がありません。

ここを、多くの人が勘違いしています。

正式なMBTIを使えるのは、認定ユーザーの資格を持つ人だけ。

だからこそ、人事やキャリアの仕事をする人にとっては“他の人との違い”になります。

項目 正式なMBTI 無料診断(16Personalities等)
実施者 MBTI認定ユーザーのみ 誰でもアクセス可
対話セッション あり(必須) なし
費用 有料(セッション費用) 無料
信頼性 学術的裏付けあり エンタメ寄り

MBTI認定ユーザーの取得費用

「資格を取りたいけど、いくらかかるのか不安」という人は多いです。

結論から言うと、安くはありません。

研修費用は約11万円〜

MBTI認定ユーザーになるには、日本MBTI協会が開く研修(認定ユーザートレーニング)を受ける必要があるとされています。

費用の目安はこちらです。

項目 費用目安
認定ユーザートレーニング受講料 約110,000円(税込)
テキスト・教材費 受講料に含まれることが多い
交通費・宿泊費 会場による(東京開催が中心)
更新費用 ポイント制(研修参加等で取得)

個人で出すには、けっこうな金額ですよね。

会社が研修費を負担してくれるケースもあるので、まずは上司に相談してみるのも一つの手です。

なお、費用は変わることがあります。申し込む前に、最新の金額を日本MBTI協会の公式サイトで確認してください。

あとから追加でかかる費用

認定されたあとも、MBTIのフォーム(質問紙)を買う費用や、資格を保つための更新研修にお金がかかります。

1年トータルで考えると、初年度は15万円前後を見ておくと安心です。

もし「これだけのお金をかけて、本当に元が取れるのか」が不安なら、資格に賭ける前に、需要から逆算してスキルを選ぶという道もあります。

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MBTI認定ユーザーの難易度

費用の次に気になるのは「自分でも取れるのか?」ですよね。

安心してください。学術試験のような難しさではありません。

試験ではなく「研修を修了する」型

MBTI認定ユーザーは、ペーパー試験に合格して取る資格ではありません。

4日間の研修を受けて、決められた課題を出せば認定されます。

研修ではロールプレイやグループワークもあるので、「座って聞くだけ」ではない点は知っておいてください。

それでも、まじめに参加すれば落ちることはほぼありません。

あると有利な前提知識

心理学の専門知識は必須ではありません。

ただし、こういう人は研修についていきやすいです。

  • 人事・採用・教育研修にかかわっている
  • キャリアコンサルタントやコーチとして活動している
  • 心理学やカウンセリングの基礎を学んだことがある

逆に、まったくの未経験でも、研修中に基礎から教えてもらえます。そこまで心配しなくて大丈夫です。

取得を前向きに考えていい人チェック

次のうち、いくつか当てはまるなら、取得を前向きに考える価値があります。

  • □ 人事・教育・キャリア支援の仕事をしている
  • □ 性格タイプの理論に興味がある
  • □ 10万円以上を使える(または会社が負担してくれる)
  • □ 4日間の研修日程を確保できる
  • □ 人の話を聴くことに抵抗がない
  • □ 正式なツールで、他の人と差をつけたい

MBTI認定ユーザーは「収入」になる?費用対効果の現実

ここが、いちばん知りたいところですよね。

正直に言います。資格を取っただけでは、収入は1円も増えません。

MBTI認定ユーザーは「正式なMBTIを使っていい」という許可証であって、仕事を運んできてくれる資格ではないからです。

では、どういう人なら11万円を回収できるのか。

答えは「すでに使う場所がある人」です。

回収できる人(使い道が先にある)

  • 人事・研修の担当者:社内研修やチームづくりに正式なMBTIを取り入れられる。今の仕事の質と評価が上がる。
  • キャリアコンサル・コーチ:面談メニューに足せる。“正式ツールを使える”ことが差別化になる。
  • 研修講師・フリーランス:MBTIを使った研修やセッションを商品にできる。受講料に乗せて回収しやすい。

共通点は、資格を使う「場所」と「相手」を、自分がすでに持っていること。

ここがあるかどうかが、元を取れるかの分かれ目です。

回収しにくい人(資格が目的になっている)

逆に、こういう動機だと費用対効果は厳しくなります。

  • 「MBTIが好きだから」だけが理由
  • 取ったあと、誰にどう使うかが決まっていない
  • 会社員で、仕事にMBTIを持ち込む場面がない

この場合、資格は“高い趣味”で止まりがちです。

学ぶこと自体は楽しくても、収入にはつながりません。

大事なのは順番です。

「資格を取る→使い道を探す」ではなく、「使い道がある→資格で裏づける」。

後者なら、11万円は十分に元が取れます。

「資格より、需要のあるスキル」という選択肢

もしあなたの本音が「今の仕事を変えたい」「手に職をつけて収入を上げたい」なら、いきなり11万円の資格に賭けるのは、少しもったいないかもしれません。

世の中には、無料〜低額で“仕事に直結するスキル”を学べる道もあります。

何に時間とお金を投資するか迷っているなら、まずは選び方から考えてみてください。

MBTI認定ユーザーになるまでの流れ

申し込みから認定までは、大きく4ステップです。

ステップ1:日本MBTI協会のサイトで日程を確認

研修は年に数回、東京を中心に開かれます。

定員があるので、早めに見ておくと安心です。

ステップ2:申し込み・受講料の支払い

申し込みはオンラインでできます。

受講料は先払いです。キャンセルの条件も、先に確認しておきましょう。

ステップ3:4日間の研修を受ける

MBTIの理論、タイプの読み方、結果の伝え方を学びます。

ペアを組んで、フィードバックの練習もします。

ステップ4:課題を出して認定

研修のあとに、決められた課題を提出します。

これが認められると、MBTI認定ユーザーとして登録されます。

MBTI認定ユーザーを取る3つのメリット

費用も時間もかかる資格です。それでも取る価値があるのか、メリットを3つに絞りました。

①正式なMBTIを使える

これが最大のメリットです。

企業研修やキャリア相談で「正式なMBTI」を使えるのは、認定ユーザーだけ。

無料診断との違いを、はっきり出せます。

②人事・教育の仕事で強みになる

「MBTI認定ユーザー」という肩書きは、人事担当者や研修講師としての価値を上げてくれます。

転職のときも「専門スキル」としてアピールできます。

③人間関係のしんどさが理屈でわかる

研修で学ぶ内容は、仕事だけでなく日常の人づきあいにも効きます。

「なぜあの人と合わないのか」「なぜ自分はこの働き方が好きなのか」が、理屈で見えるようになります。

取る前に知っておきたいデメリット・注意点

いい面だけでなく、先に知っておくべき注意点も正直にお伝えします。

費用対効果は、すぐには見えない

11万円以上をかけても、それがすぐ収入に変わるとは限りません。

フリーで研修講師をしているなら回収しやすいですが、会社員だと「スキルアップ止まり」になることもあります。

更新の手間がかかる

認定ユーザーは、一度取ったら終わりではありません。

定期的にポイントを取って更新する必要があるとされています。

忙しい人には、この“学び続ける前提”がハードルになります。

「MBTI=占い」という誤解と戦うことになる

世間には「MBTIは血液型占いみたいなもの」という見方が、根強くあります。

正式なMBTIの価値を分かってもらうのに、苦労する場面があるかもしれません。

取るべき人・いったん見送る人の早見表

取得をおすすめする人 慎重に検討すべき人
人事・教育研修担当者 「MBTIが好き」だけが動機
キャリアコンサルタント 費用を自己負担で出すのがきつい
研修講師・コーチ 更新の継続が難しい
会社が費用を負担してくれる 資格を使う場面が想定できない

まとめ:使い道がある人には“確かな武器”

MBTI認定ユーザーは、正式なMBTIを使える唯一の資格です。

費用は約11万円〜、4日間の研修を修了すれば取れる、難易度の低い資格です。

ただし、資格そのものでは収入は増えません。

人事・研修・キャリア支援など「使う場所」がある人にとっては、はっきりとした武器になります。

逆に、使い道がまだ決まっていないなら、「自分はどこでこれを使うのか」を決めるのが先です。

そこがはっきりしてからでも、申し込みは遅くありません。

よくある質問

Q. MBTI認定ユーザーは収入になりますか?

資格を取るだけでは収入は増えません。人事・研修・キャリア支援など、MBTIを使う場所がある人なら、研修やセッションという形で費用を回収できます。使い道が先にあるかどうかが分かれ目です。

Q. MBTI認定ユーザーの取得費用はいくらですか?

日本MBTI協会の認定ユーザートレーニング受講料は約110,000円(税込)です。交通費や更新費用を含めると、初年度は15万円前後を見ておくと安心です。

Q. MBTI認定ユーザーの難易度は高いですか?

ペーパー試験ではなく研修修了型の資格なので、難易度は高くありません。4日間の研修に真面目に参加し、課題を提出すれば取得できるとされています。

Q. 心理学の知識がなくても取得できますか?

できます。研修で基礎から学べるので、心理学の専門知識は必須ではありません。ただし、人事やキャリア支援の実務経験があると理解が早いです。

Q. MBTI認定ユーザーは更新が必要ですか?

はい、定期的なポイント取得による更新が必要です。研修への参加や学習活動でポイントを取得します。一度取ったら終わりではない点に注意してください。

Q. 無料のMBTI診断と正式なMBTIは何が違いますか?

無料診断(16Personalities等)はMBTIの理論を参考にしたオリジナルテストで、正式なMBTIとは別物です。正式なMBTIは認定ユーザーとの対話セッションが必須で、学術的な裏付けがあります。

この記事を書いた人

仕事の選択肢案内所 編集部

働き方やキャリアの選択肢を、できるだけ正直にお届けするメディアです。

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