仕事のできないくず…
私の事です。
なぜ仕事できないかというと答えは簡単です。
発達障害だからです。
ただ30歳過ぎるまで自分が発達障害であるはずがないと思ってました。
何事もうまくいかないのは、私が無能な人間だからうまくいかない
そう思い込んでました。
なぜ思い込んでたかって？
やること全てが上手くいかないからですよ！
中学時代はかなり頑張ってテスト勉強しても、全く勉強してないヤンキーよりもテストの点数悪かったですね。
始めてパチンコ屋でバイトしたときの研修では
①いらっしゃいませ
②かしこまりました
③少々お待ちください
④お待たせいたしました
⑤ありがとうございました
を大声で言うって研修項目があったんですがそもそもこの5つの文言を覚えることが出来なかったです。
「かしこまりました」の次は何を言うんだっけ？
冗談ぬきで覚えられませんでした。
もちろん研修後はシフトに入れてもらえませんでした。
あまりにも使えないので、客前に出さないようにしたのだと思います。
今週は週6で働けます 。何時からでも大丈夫です。
今週は他の方とシフトがかぶっているから無理ですね。
あー
それなら来週の予定入れておきますね。
来週も人たくさんいるんですよねー。
来週も 厳しいかもしれないです。
結局、研修後にシフト入れてもらえることは無かったです。
アルバイト大量募集しているぐらいだったので人足らないはずなんですけどね…
クビにしたかったんでしょう。
それなら研修中にクビにしてくれよ！
アルバイトでも私がはたらき出したことに家族は喜んでくれてたんだよ！！！！
なんてなげいても社会とはそういうものです。
使えないものを切り捨てるのは当たり前の事…
ただ当時の私（1８歳の少年）にはちょっと厳しすぎましたね。
他にも飲食店に1週間ほどバイトしたことありますが、客の注文が全く覚えられずオーダミスばかりでクビになり辞めたこともあります。
プライベートもいじめられてばかりだし、仕事も出来ないし、当然こんな人間は自殺するか、引きこもりになるかぐらいしか選択肢がなくなってくる。
私は27歳まで引きこもった。
わけあって引きこもりから脱出できたが、18歳から27歳と大事な時期に引きこもったニートなんて社会的価値は無く、正直人生終わっていた。
プログラマーになる
28歳から未経験としてプログラマーになった。
職業訓練のおかげで何とか就職できた。
初めての仕事は議事録を書くという事と電話対応だった。
議事録はというと、全く書けておらず後から上司が記憶だよりに作成するというなんとも情けない結果。
私は怒られることは無かった。
あまりにも仕事ができなかったのであきれられた。
仕事できなさ過ぎてそれ以降は議事録を書くことは無くなった。
次は電話対応。
電話対応で毎回緊張しすぎて相手の名前、連絡先をメモできない。
何度やっても電話の使い方を忘れる。
あなたの職場にこんな人いたらどうだろう？
こいつマジで殴ってやろうか？
ってな感じになると思います。
もちろん私もそんな感じに何度もなりました。
年下の同期に暴言はかれるのなんて当たり前。
イカ臭いとか言われてましたね。
綺麗好きなのでそんなはずはないと思っているんですが…
毎日毎日迷惑をかけまくる日々…
そして最終的には放置です。
誰もやりたがらないクソ案件にぶち込まれて放置されました。
当然うつ病になります。
できないことから逃げるようにした。
私のできない事って何だろうと考えた結果。
人と話すことが含まれる仕事が無理。
記憶することが含まれる仕事が無理。
かなり致命的であることが分かった。
できない事を出来るようにしよう！
とは残念ながらならなかった。
できないことはできないし、今までさんざん痛い目に合ってきた。
治そうと思って治せるならそもそも今こんなに苦労していない…
できない事は捨てて出来る事のスペシャリストになる。
そう決心した。
そもそもプログラマーは議事録かけなくても、電話すらろくに対応できなくても何も問題はない！
得意なことを全力できわめまくった。
仕事終わりに勉強、休日も勉強。
得意な事だけひたすら学習。
今でもそれは続けている、
気が付いたら私は一部のジャンルではスペシャリストになっていた。
現在も私は自分の好きな事、得意な事しかやっていない。
得意なことをやらしてくれなければすぐに現場を変えてもらったり転職したりする。
好きな事だけやっていていいわけないだろ！と言われるかもしれないが
現在の私のエンジニアとしての単価は月135万円です。
正直6年目で私より高い単価で働いている人はわずかです。
成功しているとは言わないが落ちぶれているわけでもないと思っている。
もちろん今でも
議事録もかけない。
電話もろくにできない。
会議でも何も発言しない。
コミュ力全くなし。
でも私は必要とされるエンジニアになれたと思ってる…。
