職業訓練に怖い人がいた体験談|変な人への3つの対処法

体験談・コラム

職業訓練に「怖い人」「変な人」がいたらどうしよう、と不安になる人は多いです。実際、私が通っていた職業訓練にも、最初はかなり戸惑う相手がいました。

狭い教室でにおいの強い昼食を食べる人、食事中に大きな音を立てる人、人のことを「お前」と呼ぶ人、急に声を荒げる人。向こうから積極的に絡んでくるタイプもいて、最初はかなり疲れました。

ただ、振り返ると本当に危険な人ばかりだったわけではありません。年齢・職歴・生活背景が違う人が同じ教室に集まるので、単純に距離感やマナーの感覚が違う人もいた、という印象です。どんな人が集まりやすいかは、職業訓練のクラスにいる人の年齢・性別・経歴のリアルでも整理しています。

先に結論を言うと、怖い人や苦手な人がいても、やることは2つだけです。むやみに関わらず距離を取ること、そして困ったら自分で抱えずに講師やスタッフへ相談すること。この2つができれば、最後まで通い切れます。怖い人がいるかもしれない、という理由だけで職業訓練そのものをやめる必要はありません。

ここから、私が実際に出会った「怖い・変わっている」と感じた3人の話と、そのときの対処法を順番に書いていきます。人間関係そのものが不安で、ぼっちでも通えるのか、苦手な人とどう距離を取ればいいのかを先に知りたい人は、職業訓練の授業はどんな感じ?一日の流れ・年齢層・就職先を実体験で解説も参考になります。

怖い人だけでなく、年齢層や男女、クラス全体の人間関係まで知りたい方は、職業訓練にいた人たちのリアルも参考になります。

職業訓練にいた「怖い人・変な人」の体験談

職業訓練には、元会社員、販売職、営業職、工場勤務、主婦・主夫、ブランク明けの人、年齢が高めの人、若い人など、いろいろな人が集まります。

その中には、正直「ちょっと距離を置きたい」と感じる人もいます。私が特に印象に残っているのは、次の3タイプです。

  • 急に声を荒げる大柄な男性
  • 毎日同じ昔話を繰り返す年上男性
  • 初日から距離感が近すぎる女性

どの人も、最終的には大きなトラブルにはなりませんでした。ただ、受講中はかなり気を使いました。

エピソード1:急にブチ切れる大柄な男性

最初に印象に残っているのは、私の近くの席にいた大柄な男性です。普段はほとんど話さず、授業中も静かに画面を見ている人でした。

ところが、訓練開始から2週間ほど経った頃、プログラミングの授業中に突然「ふざけんなよ!」と大きな声を出しました。原因はコードのエラーが直らなかったことです。

教室は一瞬で静まりました。本人は机を叩きながら「なんでエラーになるんだよ」と怒っていて、近くにいた私はかなり怖かったです。

先生が落ち着いた声で「一緒に見ましょう」と声をかけると、その人は急に冷静になって「すみません」と謝りました。怒る瞬間と謝る瞬間の温度差が大きく、最初はどう接すればいいのか分かりませんでした。

その後も、エラーが出るたびに舌打ちをしたり、机を軽く叩いたりすることはありました。ただ、こちらから刺激せず、必要以上に関わらないようにすると、少しずつ距離を取れるようになりました。

エピソード2:毎日同じ話を繰り返す年上男性

次に印象に残っているのは、50代くらいの男性です。元営業職で、休憩時間になると毎日のように昔の仕事の話をしていました。

「若い頃は月にかなり売り上げていた」「部下が何人もいた」「社長に気に入られていた」といった話を、何度も繰り返します。最初は周りも「すごいですね」と聞いていましたが、同じ話が続くとだんだん疲れてきます。

こちらがスマホを見ながら軽く返事をしていると、「ちゃんと聞いてるのか」と不機嫌になることもありました。

授業面でも、その人はIT操作にかなり苦戦していました。タイピングもゆっくりで、授業内容が分からなくなると「こんなの覚えて何の役に立つんだ」と不満を言うことがありました。

ただ、訓練の終盤には少し変わりました。簡単なWebページを作れるようになり、「やればできるんだな」と嬉しそうにしていたのを覚えています。最初は苦手だと感じた人でも、訓練の中で少しずつ変わることはあります。

エピソード3:初日から距離感が近すぎる女性

最後は、20代前半くらいの女性です。悪い人ではありませんでしたが、人との距離を詰めるのがかなり早いタイプでした。

訓練初日、自己紹介が終わった直後から、教室を回ってLINE交換を始めました。「仲良くしたいから」と明るく言っていましたが、人付き合いが得意ではない私には少し重く感じました。

その後も、グループLINEを作って毎日のように「今日の授業どうだった?」と送ってきたり、休みの日の予定や恋人の有無まで聞いてきたりしました。

ある日、食事の誘いを断った人がいました。すると、その女性は「嫌われたのかな」と落ち込んでしまい、周りも少し困っていました。嫌いだから断ったわけではなく、ただ距離感が合わなかっただけです。

訓練が進むにつれて、その人も少しずつ距離感を覚えていきました。先生が「人にはそれぞれのペースがある」と個別に話したこともあったようです。

なぜ職業訓練には怖い・変わっていると感じる人がいるのか

職業訓練に限らず、どこにでも合わない人はいます。ただ、職業訓練では特に「変わっている」と感じやすい理由があります。

年齢も職歴も違う人が同じ教室に集まるから

職業訓練は、同じ年齢・同じ経験の人が集まる場所ではありません。20代から50代以上まで、かなり幅広い人が同じ教室で学ぶことがあります。

前職も、営業、販売、事務、工場、介護、飲食、ブランク明けなどさまざまです。仕事観、会話のテンポ、距離感、マナーの感覚が違うため、最初は違和感を覚えやすいです。

「自分だけ浮きそう」「どんな人がいるか分からない」と不安が強い人は、体験談だけで判断するより、職業訓練のクラスにはどんな人がいるのかを確認しておくと、年齢層や経歴の違いを前提に考えやすくなります。

社会から少し離れていた人もいるから

長期離職、ブランク、体調不良からの復帰、会社都合の退職などを経て、職業訓練に来る人もいます。

しばらく人と関わる機会が少なかった人は、会話の距離感や集団生活の感覚が戻るまで時間がかかることがあります。本人に悪気がなくても、周りから見ると「距離が近い」「反応が強い」「空気を読みづらい」と感じることがあります。

失業中の不安で余裕がない人もいるから

職業訓練に通っている人の多くは、次の仕事や生活費に不安を抱えています。前職でつらい経験をした人、リストラされた人、就職活動がうまくいかず焦っている人もいます。

精神的に余裕がないと、ちょっとした授業のつまずきや人間関係で感情が出やすくなることがあります。もちろん、周りが我慢し続ける必要はありません。ただ、「相手が変だから自分が全部対応しなければいけない」と考えなくて大丈夫です。

職業訓練で怖い人・苦手な人に出会ったときの対処法

怖い人や苦手な人がいたときは、相手を変えようとするより、自分が通い切るための距離を作ることを優先してください。

困った行動 現実的な対処法 避けたい対応
急に声を荒げる 物理的に距離を取り、刺激しない 自分で直接注意する
同じ話を繰り返す 短く相づちを打ち、自然に切り上げる 強く否定する
距離感が近すぎる 予定や体調を理由にやんわり断る 急に無視する
悪口や愚痴が多い 同調せず、話題を変える 一緒に悪口を言う
授業の妨げになる 講師やスタッフに相談する 自分だけで抱え込む

基本は「距離を取る」こと

苦手な人への一番現実的な対処法は、距離を取ることです。席が離れているなら無理に関わらない。同じ班になったら、必要最低限のやりとりにする。休憩時間は別の場所で過ごす。

職業訓練は友達作りの場ではありません。目的は、必要なスキルを身につけて就職につなげることです。

困ったら講師やスタッフに相談する

相手の行動で授業に集中できない、通学がつらい、しつこく関わられて困っている場合は、早めに講師やスタッフへ相談してください。

相談するときは、感情だけで伝えるより、次のように事実を整理すると伝わりやすいです。

  • いつ
  • どこで
  • 誰に
  • 何を言われた、何をされた
  • 授業や通学にどんな影響が出ているか

席替え、班の調整、休憩場所の相談など、学校側が対応できることもあります。

休みたいほどつらいなら、欠席前に扱いを確認する

人間関係がつらくなると、「今日は行きたくない」「このまま休みたい」と感じることがあります。その気持ちは自然ですが、職業訓練では欠席・遅刻・早退が出席率や給付金に影響する場合があります。

特に給付金を受けている人は、自己判断で休み続けるのは危険です。人間関係が原因で休みたくなるほどつらい場合は、欠席する前に職業訓練を休むときの出席率・給付金への影響を確認し、訓練校やハローワークへ相談してください。

人間関係が不安でも、深い付き合いは必要ない

職業訓練では、全員と仲良くなる必要はありません。昼休みを一人で過ごしても問題ありません。授業が終わったらすぐ帰る人もいます。

最低限できれば十分なのは、次のようなことです。

  • あいさつをする
  • 必要な連絡を確認する
  • 授業で必要な会話だけする
  • グループ作業では最低限協力する
  • 困ったときは講師やスタッフに相談する

無理に明るく振る舞ったり、苦手な人と仲良くしようとしたりする必要はありません。むしろ最初から距離を詰めすぎない方が、最後まで通いやすいこともあります。

ぼっちで通えるか、昼休みをどう過ごすか、苦手な人とどこまで関わるかを具体的に知りたい場合は、職業訓練に行くべきか迷ったら|後悔しない判断基準を読んでおくと、無理に人付き合いを広げすぎずに通うイメージを作れます。

怖い人がいるからといって、職業訓練を避ける必要はない

怖い人や変わっている人がいる可能性だけで、職業訓練をやめる必要はありません。

私のクラスにも印象に残る人はいましたが、大半は普通に授業を受け、休憩時間を過ごし、就職に向けて動いている人でした。苦手な人がいても、期間限定の関係です。3カ月から6カ月ほどで終わるコースも多く、ずっと関わり続けるわけではありません。

大事なのは、怖い人がいるかどうかより、困ったときにどう距離を取るか、誰に相談するかを決めておくことです。

職業訓練全体の不安も一緒に整理しておく

この記事では人間関係の体験談を中心に書きましたが、実際に通う前は人間関係以外にも不安が出てきます。

  • 授業についていけるか
  • 年齢層が合うか
  • 毎日通えるか
  • 欠席したらどうなるか
  • 修了後に就職できるか

「怖い人がいるかも」という不安は、職業訓練全体の不安の一部です。授業・人間関係・年齢層・就職先までまとめて見ておきたい場合は、職業訓練のリアルな雰囲気と通う前に確認すべきことを読んでおくと、体験談だけで判断せずに全体像をつかみやすくなります。

まとめ:怖い人がいても、距離を取って相談できれば通える

職業訓練には、年齢・職歴・生活背景が違う人が集まります。そのため、怖い人、距離感が近い人、話が合わない人、授業中に感情が出やすい人に出会うこともあります。

ただし、それだけで職業訓練を避ける必要はありません。

  • 苦手な人とは距離を取る
  • 相手を変えようとしない
  • 授業や通学に影響するなら早めに相談する
  • 休みたいほどつらいときは欠席前に扱いを確認する
  • 自分の目的を忘れない

職業訓練の目的は、クラスになじむことではありません。必要なスキルを身につけ、次の仕事につなげることです。

怖い人がいるかもしれない不安は、事前に対処法を知っておけばかなり小さくできます。まずは「誰と仲良くするか」より、「困ったときに誰へ相談するか」を決めておきましょう。

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