悩み
はじめまして、現在別の事務の日ごとをしております24歳の女です。未経験でITエンジニア(Web系・モバイルアプリ系)に転職を考えています。
未経験ですが3か月後には、ITエンジニアとして働けるようになることを目指しています。
私は、HTMLやJavaScriptなどのITスキルについてはまだ勉強中です。3ヶ月程度の勉強でITエンジニアになることは簡単ではないと思っており不安があります。
転職サイトで「未経験OK 研修○ヶ月」という求人が多数見つかります。月収20万円以上という求人もあり、とても魅力的に感じますが、ブラック企業だったり、実際には違う業務を任されることがあるようです。
私は勉強のために就職するつもりで、多少のブラックでも3~4年は続け、実務経験を積んだ後に自社開発の会社に転職したいと考えています。
このような考え方は妥当だと思いますか？
ITエンジニアに必要なスキルと勉強期間 「1000時間の法則」について
「1000時間の法則」という言葉を聞いたことがあるでしょうか？
これは、ある分野を習得するまでに必要な時間が1000時間だという考え方です。
そして、プロフェッショナルになるためには10000時間の練習が必要とされることもあります。
プログラミング学習に必要な1000時間の意味
プログラミング学習に必要な1000時間は、一般的な目安として考えられています。
この時間をかけてプログラミングを学ぶことで、その分野の基礎をしっかりと理解することができます。
しかし、プログラミング言語によっては難易度が異なるため、難易度の低い言語から学習を進めることが大切です。
独学で学習を始める場合には、学習手順を間違えると不要な時間がかかってしまいます。
プログラミング学習における学習手順の重要性
プログラミング学習においては、学習手順が非常に重要です。
最初に難易度の低い言語から学び、基礎的な概念や文法を理解することが大切です。その後、徐々に難易度の高い言語や機能に取り組んでいくことが必要です。
学習手順を間違えると、エラー処理に時間がかかってしまったり、思うように学習が進まなかったりすることがあります。
独学で学習を始める場合には、正しい学習手順を理解することが重要です。
未経験者が抑えておきたいIT業界の求人情報
ITエンジニア職は、未経験者でも転職のチャンスがあります。
一般的にIT業界には、専門的な資格やスキルが必要不可欠と思われることがありますが、実際にはそうではありません。
IT業界には、資格やスキルを必要としない求人も多くあります。
ここでは、IT業界の求人傾向について、詳しくご紹介いたします。
未経験でも採用されることが多い
現代においては、インターネットの普及によって、ITエンジニアの需要が非常に高くなっています。
しかし、その需要に対して供給が追いつかず、ITエンジニアを求める企業は人材不足の問題に直面しています。
そこで、IT業界では未経験者でも採用されることが多くなってきています。
多くの企業が育成を前提として採用しており、研修プログラムを用意しているため、未経験でも少しずつ仕事に慣れることができます。
さらに、ITエンジニアという職業は常に進化し続けており、新しいことを学び、スキルアップすることができる魅力的な職業でもあります。
未経験から始めるITエンジニア職に挑戦することで、自分の可能性を広げることができます。
「未経験OK」求人の裏側｜違う業務を任される可能性とは？
IT業界は、経験者でも転職が可能な分野ですが、入社前には注意点があります。
まずは、「未経験歓迎」と謳っていても、必ずしも研修制度が充実しているわけではない点に注意が必要です。
入社前には研修制度を確認し、身につくスキルについて把握することが重要です。
また、「自分が想像していた業務内容と実際の業務が異なる」というケースもよくあります。
入社前には、実際の業務内容について話し合い、自分のキャリアプランを明確にしておくことで、企業選びの軸となるでしょう。
未経験から入社する場合、「研修がハードでついていけなかった」というケースもありますが、強い意志を持って乗り越えることができます。
そして、「リモートで自由な働き方ができると思っていたら、クライアント先に常駐する仕事ばかりだった」というケースにも注意が必要です。
リモートワークにこだわらずに、自分が入社する会社の業務内容について確認することも重要です。
最後に、「事前に聞いていた労働条件（残業時間・給料）と違う」というケースにも注意が必要です。
給料は最初に言われた金額で契約がされているか確認し、残業時間は部署によって大きく異なるため、自分が所属する予定の部署の残業時間についても確認する必要があります。
IT業界での転職においては、自分自身が納得できる答えを見つけることが重要です。
また、未経験者採用を推進している企業も多くあるため、スキルに自信がなくても転職が可能であることを覚えておきましょう。
自己分析を行い、自分自身の適性や将来的なキャリアプランを考えておくことも重要です。
そして、入社前には実際の業務内容や労働条件を確認し、継続的な学習やスキルアップ行うことが大切です。
IT業界は常に変化しているため、新しい技術やトレンドに敏感であることが求められます。
そのため、転職後もスキルアップに取り組むことが必要です。
例えば、専門書の読書やオンラインコース、セミナー参加など、様々な方法で学びを深めることができます。
また、IT業界は国際的な分野であるため、英語力を身につけることも大切です。ビジネス英語の読み書き能力を高めたり、海外の技術者とコミュニケーションをとる機会を作ることで、グローバルな視野を持つことができます。
さらに、社内外のネットワークを広げることも重要です。コミュニティ活動やイベント参加など、様々な場所で人脈を広げることで、情報収集や新たなチャンスを見つけることができます。
継続的な学習とスキルアップ、そして人脈作りを行うことで、自分自身を成長させ、IT業界でのキャリアアップを実現しましょう。
ITエンジニア未経験者が知っておきたい｜ブラック企業の見分け方とは？
IT業界において、ブラック企業かどうかを判断するポイントには様々な要素があります。
まずは求人情報に注目しましょう。
プロジェクトにおいて「チームで行動する」というケースが目立ちますが、そのためには「固定メンバーである」という条件が必要とされています。
固定のメンバーであることは、「離職率が低い」ということを示しています。
中途採用においては「実力を持っているのか？」が求められますが、「未経験者歓迎」という場合は赤信号です。
IT業界はある程度の規模までのプロジェクトは個人でもこなせるため、「未経験である」ということが足かせになることが多いです。
中途採用で通年採用の求人を出している場合、企業側が人材確保に苦戦している可能性があります。
そのため、ブラック企業の可能性が高くなります。 また、会社の設立年度と社員の平均年齢もブラック企業度合いの目安になります。
時間の経過とともに社員の平均年齢は自然に高くなっていくため、会社設立年度が古いのに社員の平均年齢が異様に若い場合は注意が必要です。
社員の平均年齢を下げるためには、社員が定着していることが必要です。
社員の定着率が低い場合は離職率が高く、ブラック企業の可能性が高くなります。
さらに、求人掲載においてはハローワークの掲載に注意が必要です。ハローワークにはペナルティが存在しないため、情報に誤りがあっても企業にとってはデメリットが少なく、甘い情報で求人を出すことができます。
そのため、求人サイトの情報と比較して、ハローワークでの求人情報には慎重に目を通す必要があります。
実際に働く前に知っておきたい｜ITエンジニアに求められる能力とは？
IT業界での就職に必要なスキルは、高い関心や意欲、そして自発的な学習能力が求められます。
IT業界は、常に進化していく業界であるため、新しい情報をキャッチし、実行する能力が必要不可欠です。
また、エンジニアの仕事は、一人で黙々と作業をするイメージがあるかもしれませんが、実際にはチームプレイやコミュニケーションスキルが必要です。
エンジニアは、依頼者の要望を理解し、その最高の結果を返すため、他の部署やクライアントとのコミュニケーションを行い、意見を述べる必要があります。
そして、IT業界は非常に緻密で、細かい作業を行うことが多いため、集中力と忍耐力も必要です。
さらに、IT業界では新しい技術やトレンドが次々に登場するため、自己学習やスキルアップに積極的に取り組むことが求められます。これらのスキルを身につけることができれば、IT業界での成功につながるでしょう。
