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未経験からプログラマーになる

プログラマーに転職するメリットとデメリット|30代から会社を辞めてIT業界に転職することを考えているあなたへ

また駄目だ

悩み

公務員を辞めてプログラマーに転職しようと思案しています。

私は29歳で大学を卒業後、地元の市役所で行政職として働いてきました。しかし最近、市役所を辞めて民間企業に就職してプログラマーになることを真剣に考えています。

市役所で働くことに不満があります。

私の部署は単調なルーチンワークが中心で、やりがいを感じることがありません。私の日々の楽しみは、定時後に家に帰って趣味に没頭することや、有休を使って旅行に出かけることぐらいです。

元々地元に帰るつもりはありませんでしたが、今の市役所しか受からなかったため、田舎で一生を過ごすのは悲観的な気分になります。長期休暇のたびに、東京で働く友人たちを訪ねています。彼らは仕事もプライベートも充実していて、都会での生活がうらやましいと感じます。

周囲の人たちは、「今更民間企業に転職するのは難しい。ただの退屈な仕事を嘆いているだけで、恵まれている。やめた方がいい」と言いますが、私は諦めきれません。現在、情報技術者の需要が高まっており、プログラマーやSEは30代からでも十分に稼げると聞きます。私自身、文系出身でプログラミング経験がありませんが、貯金をつぎ込んでプログラミングスクールに通い、東京のIT企業に就職するつもりです。

私の考え方は甘いでしょうか? IT業界の方々、エンジニアの方々、ぜひご意見をお聞かせください!

プログラミングスクールの実績よりも、独学経験が大事な理由

正直言って、年齢的に厳しいこともあるでしょう。

未経験の場合、新卒者などよりもはるかに若い人たちが応募してくることが多いでしょう。

では、なぜ質問者様を採用するのか、その理由を説明できるかによって、採用の可能性が決まってきます。説得力があると感じた場合は、採用の可能性があります。一方で、説得力に欠ける場合は、採用が難しいでしょう。

現在は、コロナの影響もあり、IT業界に人気が出てきています。実際、文系・理系問わず、新卒者の応募が増えている状況です。

IT業界では、異業種からの参入者も一定数いますが、プログラミングスクールの出身者で実績を残している人はまだまだ少数派です。20代のうちからプログラミングスクールで学び、2ヶ月から半年程度で辞めていく人もいるようですが、そのほとんどは続かずに離れていってしまいます。

そこで、まずは少し独学してみるのはいかがでしょうか?実際、プログラミングスクールは高額で、実践的な成果が出ないことが多いと言われています。謳い文句に引かれてカリキュラムを見てみたところ、就職につながるようなものではないと感じました。

ただし、プログラミングスクールで学ぶこと自体は悪いことではありません。ただ、趣味レベルと思っておいた方がいいでしょう。実際に応募してきた人たちの中には、開発には無理だと感じるレベルの人もいました。そのため、少し独学してから、本気で考えることをおすすめします。

プログラミングスクールは高い?正直なところ、実りの少ないものが多いかも?

私は結論から言うと、今すぐに辞めることはナンセンスだと思います。

プログラミングスクールには、キラキラしたイメージがありますが、実際のところSESと呼ばれるスキルを身につけることができない企業が圧倒的です。高額な授業料を払って、ブラックな労働環境に身を置くことになる場合もあるため、今の市役所の方が遥かに有利だと思います。

また、最初から多額のお金を出すことにも疑問を持っています。現在は、無料でプログラミング学習ができるオンラインサービスがたくさんありますので、まずはそちらを利用して自己学習を試み、自分に向いているかどうかを確かめることが重要です。

あなたは現在、役所の中でも極めて暇な部署に所属していると思います。しかしながら、その年齢で暇な部署に配属されることは、組織内で信頼されていない可能性が高いということを意味するかもしれません。そこで、信頼を取り戻し、前線で役所の仕事に取り組むことも、あなたにとって良い刺激になるかもしれません。

平日の勤務中や休日にまずは学習してみる

手に職をつけたいと思うのは素晴らしいことですが、現職をすぐに辞めることはおすすめしません。

プログラムは平日の勤務中や休日にもできます。実際、手始めに何かプログラムを作って、それが楽しいと思えるか、職業になる可能性があるかどうかを確認することをおすすめします。

プログラムを作るためのアイデアが浮かばない場合は、クラウドワークスなどのプログラミングの仕事を見て、受注することができる場合、どのようなスキルが必要であるかを考え、練習することをおすすめします。

どのようなプログラムがどの程度の価値を持つかを知ることができます。

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